ツルラ
ツ・ツ・ツルラ ツルラー
ツルラー ツルラー
おー
ぷりぷり県丸兎湿原は
鶴の一大渡来地
しかしその地下には
地底怪獣ツルラが眠ってた あやうしプリプリ!
くちばし強くするどひ眼光
あたりをきょろきょろ見回している
普通の鶴の100倍のにほひ
ツルラ
ツ・ツ・ツルラ ツルラー
おー ツルラ
おー
鶴の成分を吸いつつ (チューチュー)
目覚めたツルラは
ぷりぷり市をじゅうりんし
首都東京に襲いかかる あやうし東京!
空は飛べなひが地面を掘るぞ
背中の毒針よくよく注意
鶴が痩せたら気をつけろ
くちばし強くするどひ眼光
あたりをきょろきょろ見回している
普通の鶴の100倍のにほひ
にほひ!
ツルラ
ツルラ
おー ツルラ
おー
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雨の中で君とまちあわせこれからもずっと雨の中で傘でかくれた夜空いつもびしょぬれの犬今日も100mmの雨TVにうつる晴れわたる空雨の音はそれをかきけすの君の足もと
青はすすめ黄色は注意赤はとまれ紫笑え(ゲラゲラゲラ)信号が紫なのにむっつりしたおじさん交通ルールは守りましょ誰ですか青になってもまだ笑ってるのは真剣に渡らないと
長いお山の通学路下の川には流れ蛸わたしの好きなかわいい流れ蛸岩魚や山女をたくさん食べて大きくなってね流れ蛸夕焼け空の帰り道橋の下には流れ蛸わたしの好きなかわいい
もうすぐ夏がくる来たら野原に飛び出て汗だらだら垂らせばオー夏満喫ゴーゴー川で泳ごうよ海パン昆布腰に巻いてゴーゴー川で踊ろうよモンキーダンスお手のもの屈強な男達を
おなかすかしてどこまでも歩いて行こうまいか僕らふたりおなかすかしてこんな黄色い満月の下僕はほんとにいつだってほんとに気になるんだ食べ物も君もだから君に 君にあげ
とても君らしい時間に 君がぼくの目の前にいるのでどしようもなくってぼくは 顔のない顔の声で話かけるばかげてる風景をまたいでる そんなわけでこなごなだ陽射しがチリ
ねぇ いっしょにあそんでおくれ生きてる子供たち閉店時間も忘れて死にもの狂いでいつまでもいなくなるためにいるぼくらがいるためにつくったこの町誰も知らないここいら一
庭のまん中でまるく小さくなった犬のそのまんままぁるいあくびがひとつふたつみっつそしてぼくの部屋の窓には真昼の月半透明の月はざわめきの数だけ空にうかぶひどい汗をか
満員電車で毎日通う ジリジリ汗が流れてくるワイこんなにしてまでどこへゆく バーンとはち切れ踊り出したぜ!全裸でゴ・ゴ・ゴー全裸でゴ・ゴ・ゴー人ゴミの中若者だらけ
僕らはいつからか破けた青い靴両手に持ったまま野原に立っていた自分の背中に電話をかけたけどいつまでたっても誰もでないよキャラメルのおまけの列車が来たけれど僕らの切
そこにあるものはただなんにもないこと晴れた日の息苦しさ もう目にみえない遠くまでの静けさ公園も市営プールも死んだふりするセキをするたびにネジがこぼれおちてゆく夏
眠れないさめおよいでばっかりで眠っちゃだめだよ沈んでいっちゃうよ青いいろ赤いいろ腹ペコな気持でお腹はこんなにいっぱい眠れないさめ眠れないさめおよいでばっかりで眠
夏の時計台の針が上手にお日様突き刺してひとさしゆびの乾いたぼくはきみのひらいたスカートの中アスパラガスみたいな白い脚に耳をくっつけて真昼の空にかくしておいたお月
強いひざしも強い影も強くふく風もなんにもなくって雨ばかりだ雨の音ばかりだ子供たちはとびはねたレインコートよけいなものまできっときっと しまいこんでるレインコート
あるぴの 白くすきとおった身体であるぴの ぼくをたのしませておくれあるぴの 白くすきとおった手足とまっかな目をしてどんな夢みていたの子供のかたちのおばあさんにな
デキソコナイ達が行進してゆくよとても楽しそうに旗を振りながらでも旗をつけ忘れたのでそれはただの棒だよただの棒を振りまわしながら行進しているよラッパを吹きながら行
れいこおばさんが空に浮いているいねむりしながら どんどんのぼってく天の川があふれた夜に 月の光に刺激を受けてれいこおばさんが空に浮いているれいこおばさんは息を吸
あんまりのこころさむさにうらにわをほじくりかえしているとかなしいいろの水が湧いてあふれるばかりの水が湧いてだぁれも知らなくなっちゃった遠い砂漠の隊商が行列になっ
蒼い月のぬれた影からいつか私はワルツおぼえて頭のすきまをゴソゴソ観光団体が一列になって口笛を吹いた旗ふるへんなワルツパリの女のため息のそば口紅も煮込む朝のスープ
二酸化炭素をはきだして あの子が呼吸をしているよどん天模様の空の下 つぼみのままでゆれながら野良犬はぼくの骨くわえ 野性の力をためしてる路地裏に月がおっこちて