清家千晶

空の鏡 – 清家千晶

―君がいない―
不安定な白い月を眺め、まだ夢のように

―君はいない―
肺から息が漏れて、何も疑わなくなった

多分 私は雲からの糸を見落としたんだろう
ただ 君と手を繋いだら

fly away 光の指すほうへ
どこまでも行ける気がした
「アリガトウ…。」

―気づかなかった―
白昼夢のような時は流れ、またひとりぼっち

―気づかないまま…
やわらかくふくらんだ胸は 今、痛みを知った

多分 私は雲からの糸を見落としたんだろう
でも あの頃を忘れない

fly away 思い出すだけで
どこまでも心彷徨う
「もう還れないの…。」

でも 君が笑ってくれた

fly away ただそれだけで

fly away 光の指すほうへ
どこまでも行ける気がした
「アリガトウ…。」

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