今日は、グラデーションの空を舞う
ひとひらに泣いた…!
じーんとするような 甘い予感と
何にも感じる事なく 過ぎる日々を
何度もくり返して
あと少しで届く――
この喜びを誰かに伝えて
忘れてしまわぬよう
今、哀しみを この手から放とう。
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決して 口に出さない 言葉も流れて溶けてしまう 悲しいことはすべて夢見るような時や 優しい眼差しも幻のように 思い出される私は只 星座を映して 瞳を飾っているこ
真昼の粒子で遠く歪む色彩目を眩ませる為のピンクの花びら空に手をのばして雲をはらう行為まだ一度も君を守れたことがない。君とのぞく夜のその色の深さだけがやさしいとし
陽が高くあって先に目覚めた 午後手を握り返す力も無い 君の瞳はかたく閉じ、覗き込み事すらできない。昨日を置きざりにしてきた様な少し薄情な部屋を見回すそして君のま
それは もう 月の色に濁る心みたいなものそれは もう 右眼にだけ落ちる涙みたいなものこんな類の 寂しさは決して君には 分からないでしょう迷わずに立つ そんな君は
―あの日泣いたメロディーは今はこの胸に流れないで―例えばあなたの手の中で温かな光を浴びていた私の土の中生まれた寂しい花の色。例えば霧の中本当は何も見えなかったあ
―君がいない―不安定な白い月を眺め、まだ夢のように―君はいない―肺から息が漏れて、何も疑わなくなった多分 私は雲からの糸を見落としたんだろうただ 君と手を繋いだ
はぐれていた 光の当たらない場所で本当の悲しみを はじめて知ったこの重さが 塊になって襲って薄い膜を 突き破ってゆく迷うことなどないと 鎖を絶ちきった迷うことな
錆びついたオルゴールが 廻りつづける優しい夢を思い出す朝に 君を見たい…深い海の底に 忘れたままの憧れは全て、全て 君の眼の中に 透かして見ることができたよどう
雨の日の草の匂い誰かのやさしい物音プールの後の窓ぎわの席束の間でもいいから…夢に来て 逢いに来て心にこない かなしい言葉はいらないすてて…夢に来て そばに来て私
君のその声が 私をとかすそのままの君で 変わらず居てほしい光のある方へ流れて小さい花びらが集まる散り散りになっていくのにあと少し 風が…乾いてゆく 空仰ぐ私はい
まるで 呪文のような あなたの言葉に私は もう何処へも 行けない事を知る私たちはいつの日も 交ざりすぎていて私だけその影も形も 失くしてしまったあぁ 光果てる
やわらかく痛くもう 切ないだけのこの体をあなたは そうやっていつも抱きしめるのでしょうDeep in side 手をつないで。つないで?望まれて 生まれたこの声