清家千晶

  • 花唄 – 清家千晶

    それは もう 月の色に濁る心みたいなものそれは もう 右眼にだけ落ちる涙みたいなもの こんな類の 寂しさは決して君には 分からないでしょう迷わずに立つ そんな君は決して 知ることはないでしょう やわらかい花の様に いつか歌えるの 歌えるのそれでも 私は君を 思わずには歌えない…。 一人で見つけ出した光誰にも 渡せずどうにか 時間 やり過ごして消せない美しさ そんな君の 純真さをいつも目の当たりにし…

  • -afternoon- – 清家千晶

    陽が高くあって先に目覚めた 午後手を握り返す力も無い 君の瞳はかたく閉じ、覗き込み事すらできない。 昨日を置きざりにしてきた様な少し薄情な部屋を見回すそして君のまつげの先の粒その角度を確かめる。 君のどんな裏切りも含めて私は切実に願う -afternoon-早く 目を覚ましてdarling. 今、心細い気分で居ること今、透明の影が落ちてきて君の見ている夢を知りすぎている私のバランスも知って 1度も…

  • まばたき – 清家千晶

    真昼の粒子で遠く歪む色彩目を眩ませる為のピンクの花びら空に手をのばして雲をはらう行為まだ一度も君を守れたことがない。 君とのぞく夜のその色の深さだけがやさしいとしか分からない泣きつづけないようにたった独りの私を救うような君の蒼が見たい それでも太陽の居場所を探しつづける月は飽和するのを拒んでくり返すから私は水面を揺らす言葉しか云えないまだ一度も君に想いを遂げられない 君の躰にある水滴の全てからマー…

  • マイルド – 清家千晶

    決して 口に出さない 言葉も流れて溶けてしまう 悲しいことはすべて夢見るような時や 優しい眼差しも幻のように 思い出される 私は只 星座を映して 瞳を飾っているこの星や 真昼の光は 繰り返されてきっと いつも 君をなぐさめると 願いながら ―― ここに居ると云った君の瞳に 嘘がなかったことくらい 分かっていたでも あの日の君の 笑い声も 小さな鼻唄もとても遠く感じる 私は只 光にさらして 身体を乾…

  • 光と自由 – 清家千晶

    今日は、グラデーションの空を舞うひとひらに泣いた…! じーんとするような 甘い予感と何にも感じる事なく 過ぎる日々を 何度もくり返してあと少しで届く――この喜びを誰かに伝えて忘れてしまわぬよう今、哀しみを この手から放とう。 人気の新着歌詞 マイルド – 清家千晶 決して 口に出さない 言葉も流れて溶けてしまう 悲しいことはすべて夢見るような時や 優しい眼差しも幻のように 思い出される…

Back to top button