fusen

ブラフ – fusen

遠く懐かしく思えた
淡い日々が瞼に映る
叫び出したいくらいの不安を
来たるべき日々の希望に隠して

褪せた約束の数だけ
また僕は歳を重ねた
全て守ってみせるよ
全部全部守ってみせるから

夢見た場所ならばどこかにきっとあるさと
震える君の手を強く強く握りしめた

宛てもない涙は瞼を不意に飛び越えて
あぁ、無邪気な忘れ物はそっと
忘れたままで

夜遊びもいやらしい扉も
その背中だけが輝いて見えた
追い越せばそれは図々しい顔で
当たり前に居座って動かない

茜刺すこの街は居心地が良すぎて
ふいに怖くなって君の名を呟いてみた

大きく見えたはずの背中は今じゃ恋しくて
さぁ、手を引くあなたを待たずに僕は
旅に出るよ

もうじき風は吹きあたりに白い花が咲く
ねぇ、一緒に行こうだなんていえる
はずもないや

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美しい世界 – fusen

色を重ね濁り損ね蹴り飛ばしたイーゼルふて寝かまして、明日の僕に委ねようかくれんぼは楽しいかい困る僕がみたいかいそこも好きだよ素直だと尚更ね僕の美しい世界はあなた

帰り道 – fusen

時計の針が僕等を遠くへ追いやった攫っていった僕等まだ朝を待てないから君は君の場所へ帰る君を攫う食い過ぎたバスは街を照らし消えてった「じゃぁまたね」そんな言葉で躊

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