箸をおくついで
ありふれた事投げかけて
喜びより先に僕らがいると思う
賑やかし半分で好きだなんて言わないよ
えらく微妙な顔して受け流す くたびれたねと
薄灯が君を照らす
鼓動だけが僕の灯し
窓の外の知らない言葉に2人で笑った
枕元の写真の笑みは
今とは少し違う気がした
言葉少なく眠りについて
夢からは好きにして
優しさのつもりで
君の弱さを暴いた
全て知ったつもりで
変わる事さえ忘れて
いじゃけた顔して繰り返す毎日に
相槌を打つよ真剣に見えるように
薄灯の中で探す
綻んだ糸を手繰って
いつのまにかほつれた僕等を
縫い付けられたら
急足に過ぎる時を
甘やかに溶かしたように
耳障りの良い事だけに騙された
フリをしたい
薄灯が君を照らす
鼓動だけが僕の灯し
窓の外の知らない声に
実はさ怯えて
薄灯が差した今ままで
君が眠るすぐ横で
眼を瞑ってこんな事ばかり
考えてたよ
3時間後に君は出てく
その少し前に僕も出ていく
もしも僕が寝むってしまえば起こしてくれるかな
枕元の写真の笑みは
今とは少し違う気がした
言葉少なく眠りについて
どんな夢を見るの
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