「自転車を貸して?」
きみの街まで急ぐんだ
ぼくにだけ神様がいなかったから
自転車を漕いで
目には見えない心を
きみに預けに向かってもいいよね
このままだときみはぼくのことを
いつか忘れてしまいそう
ねぇ、そうでしょ?
前髪がのびたことも別に気付かなくていいよ
ほんとは気付いてほしいけど
このままだとぼくら
悲しみにも慣れてしまうと思うんだ
ねぇ、どうしよう
自転車を漕いで
きみの街まで急ぐんだ
ぼくの神様はきみだってこと
気付いたから
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坂のてっぺんに着いたからお別れしておきましょうこれでいいんだって思える日が来ると信じてたきみの黒い目の奥々で泣いている僕がいた死んだらどうなるのかと聞いたら笑わ
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生まれたときのあたたかさとか 覚えてるから寂しくなるさわれないほど柔らかくなった わたしの命は腐敗してた空中に浮かんでる ふわりふわり浮いてるわたしは世界の向こ
心のすみに咲いたばらの花摘み取るんじゃなく育てましょう退屈な日々もいつの間に過ぎてゆく新作でるたび 古くなる大切だと抱きしめてくれた誰かのこと忘れてしまえるほど
高いビルから見渡してる 足をぶら下げ、まどろんでるあなただけに託してみる わたしのすべてを預けてみる高いビルから見渡してる 駅前開発もすすんでるいつの間にか変わ
すこしだけでいい あとちょっとだけでいい贅沢は言わないから せめて、足さずに引かずに同じ人じゃないから 右手と右手は繋げないねもうなんにもいらないからわたし、フ
とっくに錆びたエバーグリーン寄り道で買ったアイスクリーム寂しいならいっそずっと壊れたままいたいな、わたしは寂しがりをしていた寂しい生き物を演じてたほんとに寂しい
アンドロイドみたいな人間だ鏡にうつる僕は透明ベランダからこぼれる砂時計世界が終ろうとしているハッとして駆け出したあの空に忘れてきてしまった残像あたまと身体が別々
あなたの左目をこすってみたけれど世界は変わらない変わるわけがないあなたのことだから 忘れているでしょうわたしのことだから ずっと忘れない狂った昼下がり 歪んだ抱
もう行かなくちゃいけないきみは大事にしてくれない今日より明日がよくなっても今がイマイチじゃ意味がないもう会えないかもしれない束の間の永遠かもしれないそれでもいい
目覚ましが鳴る前に起きたあまりに透明な朝だった夢をみているような気分仰向けになって空をみたあの日からずっとあの日だったまだ、きみを好きだと気付いてしまった揺らい
夜にまぎれた昼間のひかり誰も知らない世界の終わり裸足のままベランダに出た新しい風が吹いていたぼくだけが古いまま生きてるみたいそんな気がして深呼吸したけむりを巻い
なんにもないなんて本当はないんだってなんにもないこと存在してるから理屈ぽいねって きみに言われたっけ理解してほしいと思えなかったな指の先に 赤い赤い こんぺいと
なんでもないなんて言わないでわたしたち暗がりがよく似合うね夜に移るまで行かないで探してた 愛に似た、なにかもしかしたら 一生 戻れないのかもねあなたに出会う前の
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果たせない約束はどこに行ってしまったのだろう?帰り道 知らない路地睨み返した向こうの月が笑う愛なんて 嫌い 嫌い 嫌いI wanna be tonight…何回