果たせない約束は
どこに行ってしまったのだろう?
帰り道 知らない路地
睨み返した向こうの月が笑う
愛なんて 嫌い 嫌い 嫌い
I wanna be tonight…
何回も繰り返してしまう
さよならに続いてく
道を
きみを
探している
愛なんて 嫌い 嫌い 嫌い
I wanna be tonight…
壊れそうなときは
わたしに教えてほしい
少しずつ明けてゆく
暗闇を照らす
きみはひかり
壊れそうな日には
特別やわらかな場所
わたしの心の一部分を
ちぎってきみにあげる
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愛してたよなんてさ 落ちこぼれたモンスター部屋の灯りを消して 暗闇に誘って正しくはないけど 間違ってもいないでしょ前髪を正して さようならを言わなくちゃぼくたち
ぼくだけ知っている あなたの美しさひとりじめしたくて 今日も隠している闇夜の冷たさが 背中に吹き込んだあの子のこめかみを汗が歩いている今日も愛している、世界が忘
きみがひとりじゃないことを わたし知っていたよあれがひかりじゃないことも わたし気がついてたよ漂白したてのシーツに 浮き彫りになる悲しみでも、「笑うだけが命でも
坂のてっぺんに着いたからお別れしておきましょうこれでいいんだって思える日が来ると信じてたきみの黒い目の奥々で泣いている僕がいた死んだらどうなるのかと聞いたら笑わ
きみの部屋の隅で小さな宇宙を育てています。子どもの頃みた夢が怖いだからもっとそばにいてかなしいことは言わないでしあわせかなんて聞かないで枯れた花に水をやってさ宝
生まれたときのあたたかさとか 覚えてるから寂しくなるさわれないほど柔らかくなった わたしの命は腐敗してた空中に浮かんでる ふわりふわり浮いてるわたしは世界の向こ
「自転車を貸して?」きみの街まで急ぐんだぼくにだけ神様がいなかったから自転車を漕いで目には見えない心をきみに預けに向かってもいいよねこのままだときみはぼくのこと
心のすみに咲いたばらの花摘み取るんじゃなく育てましょう退屈な日々もいつの間に過ぎてゆく新作でるたび 古くなる大切だと抱きしめてくれた誰かのこと忘れてしまえるほど
高いビルから見渡してる 足をぶら下げ、まどろんでるあなただけに託してみる わたしのすべてを預けてみる高いビルから見渡してる 駅前開発もすすんでるいつの間にか変わ
すこしだけでいい あとちょっとだけでいい贅沢は言わないから せめて、足さずに引かずに同じ人じゃないから 右手と右手は繋げないねもうなんにもいらないからわたし、フ
とっくに錆びたエバーグリーン寄り道で買ったアイスクリーム寂しいならいっそずっと壊れたままいたいな、わたしは寂しがりをしていた寂しい生き物を演じてたほんとに寂しい
アンドロイドみたいな人間だ鏡にうつる僕は透明ベランダからこぼれる砂時計世界が終ろうとしているハッとして駆け出したあの空に忘れてきてしまった残像あたまと身体が別々
あなたの左目をこすってみたけれど世界は変わらない変わるわけがないあなたのことだから 忘れているでしょうわたしのことだから ずっと忘れない狂った昼下がり 歪んだ抱
もう行かなくちゃいけないきみは大事にしてくれない今日より明日がよくなっても今がイマイチじゃ意味がないもう会えないかもしれない束の間の永遠かもしれないそれでもいい
目覚ましが鳴る前に起きたあまりに透明な朝だった夢をみているような気分仰向けになって空をみたあの日からずっとあの日だったまだ、きみを好きだと気付いてしまった揺らい
夜にまぎれた昼間のひかり誰も知らない世界の終わり裸足のままベランダに出た新しい風が吹いていたぼくだけが古いまま生きてるみたいそんな気がして深呼吸したけむりを巻い
なんにもないなんて本当はないんだってなんにもないこと存在してるから理屈ぽいねって きみに言われたっけ理解してほしいと思えなかったな指の先に 赤い赤い こんぺいと
なんでもないなんて言わないでわたしたち暗がりがよく似合うね夜に移るまで行かないで探してた 愛に似た、なにかもしかしたら 一生 戻れないのかもねあなたに出会う前の
ぼくのために泣いてよ勘違いした三角形点と点を結んでる扁桃腺がうずいてる感動して泣いてる全部あげる世界なんてランジェリーの紐がおちる重力が笑ってる頭の中は空っぽで
あした世界が終わるのにあたらしい靴をはくあした世界が終わるのに洗濯物をたたむあした世界が終わるのにきれいにマニキュアぬるあした世界が終わるのにあなたに手紙をだす