僕が見たかった青空

制服のパラシュート – 僕が見たかった青空

「風に吹かれ舞い降りて来た君に驚いた」

いつも通りの帰り道 青春は退屈に過ぎて
卒業までの膨大な日々 どうしようかと持て余していた
目新しいことひとつなく 大人になって行くんだろうな
だからと言って不満はないさ

問題はドキッとする刺激がない 繰り返す毎日のその過ごし方
(そんなある日見つけた)奇跡
不意に不意に不意に 出会ったと言うべきだろう
登場の仕方にインパクトがあった

制服のパラシュート 翻(ひるがえ)し振り向いた君
(ハートの遠心力だ)一瞬で 僕らは釘付けになった
初恋のパラシュート 突然 天使 舞い降りて来た
あっけに取られてしまう可愛さ
言葉になんかできない 恋してしまったパラシュート

君がやって来ないかなって 何度も同じ道 帰って
それでもなかなか会えないから 偶然ってそんなものなんだろう
もしかしたら始まりかけた あの日の恋のようなものは錯覚
ときめいた感情の迷い

もう一度会えたらどうするつもりだ? 自らそうちゃんと声掛けられるか?
(そこで怯んでしまわないか?)一歩一歩一歩 前に進めるのか?
胸の奥の気持ち 素直に表そう

僕だってパラシュート 開かなきゃしょうがないよね
(脅かしたくはないけれど)今こそ勇気を出すタイミングだ
ドキドキのパラシュート 精一杯 微笑み 浮かべながら
僕なりに見せたい この本気の愛を
生まれて初めて飛ぶよ 恋という空へダイビング

天使はいつだって
(ひらひら羽ばたく)
背中の羽根を広げて
(秋色の風に乗ってやって来る)
ようこそここへ

制服のパラシュート
(ハートの遠心力だ)一瞬で 僕らは釘付けになった
初恋のパラシュート 突然 天使 舞い降りて来た
あっけに取られてしまう可愛さ
言葉になんかできない 恋してしまったパラシュート

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