I’m a mermaid 揺れる波音だけ
聴きながら 夜に戯れ
いつも眺めるだけの遠い丘を
憧れへと変えたのは ヒト
人目を避けて肌に触れ合い
心をさらった その声で言うの
木霊(こだま)する 響く さよなら
あなたが息づくその世界で
私はただ生きたかった
叶わない願いを込めたままの
星空よ 許して
肩並べる瞬間を望んでも
流れる血は決して相容れない
きっと知らない方がよかったこと
それは当たり前に歩く ヒト
時空を旅する蝶が横切る
その小さな羽は結末を知っていたの
何も 語らず 消えてく
あなたが息づくその世界で
私を終わらせたかった
叶わない願いを込めたままの
星空よ 裁いて
あなたのその短い言葉が
未来を支配するのなら
私の想いは海の底へ
鎖で繋ぎ 沈めましょう
そう 今 聞こえるのは波音
視線の先は遠い丘
こうして泡に還るその日を
待つだけの I’m just a mermaid
ただの mermaid
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