薄暗い街に 魔法をかけようぜ
ありったけの光 敷き詰めて
互いの引力で 引き寄せ合う様に
重苦しい夜を 振り切って
一切の憂鬱を全部 踏みつけて飛んで行け
たとえ 今日までの日が 鉛の様に
身体のしかかったって
ほらね ワタリガラスの 黒い翼で
何処までも行ける気がするんだ
僕らは疑いもしないで
壊されない様に 塗り固めていた
子供みたいに泣き笑う顔
溶かしてく氷を 解いてく心を
一切の疑心は全部 置き去りに飛んで行け
たとえ 今日までの日が 鉛の様に
身体のしかかったって
ほらね ワタリガラスの 黒い翼で
何処までも行ける気がするんだ
僕らは疑いもしないで
ねえこんな 短絡的な 高望みだけど
ねえどんな くらがりさえも 一変させる様に
ねえ今夜 光りを 響きを
たとえ 今日までの日が 鉛の様に
身体のしかかったって
ほらね ワタリガラスの 黒い翼で
何処までも行ける気がするんだ
僕らは疑いもしないで
不思議な程に そう思えるんだ
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