纏わり付いて離れないものの正体は
分かれ道、反対へ行った僕でしょうか?
夜が来たって光が絶えない世界でさ
なんだってまぁ、誰彼と闇を抱えてる
人目、声、全部気になって
俯いてる僕は凡人で
透明な手が足引っ張って
やめてくれ、もうわかったって
正面だけを照らしたって
物影ばかり肥大化して
境界が有耶無耶になって
気づかないだけ
ほったらかした理想や面影は
ここにはいない
戻りはしない
でも後悔してなどいない
すれ違うきっとやもしもは引き換えにして
届くまで、届くまで
声よ轟いてゆけ
根拠はなくて
確証もなくて
見えない自信だけ
どうしようもないね
笑われたって
からかわれたって
言い返せなくて
バツの悪い思いをして
四角く囚われた末
突き刺さるのは三角形
角が取れ丸くなってくね
誤解されてしまったって
ろくでもないって言われたって
七転八倒繰り返して
苦渋を蹴散らせ
とっ散らかった疑問やカケラが歌う
丸い方が 軽い方が
転がりやすくていいだろ?
すれ違う嫉妬や煩悩は引き換えにして
届くまで 届くまで
声よ鳴り響いてゆけ
手は握れているか?
足は踏ん張れるか?
声は出せているか?
そのままでいい
呼吸はできているか?
鼓動は聞こえてるか?
なら大丈夫だって
そのままでいい
あの日描いた希望は御伽話みたいに
聞かせはしない 遺しはしない
まだ諦めてなどいない
すれ違うきっとやもしもは引き換えにして
届くまで 届くまで 届くまで 届くまで
届くまで 届くまで
声よ轟いてゆけ
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