Tani Yuuki
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kotodama – Tani Yuuki
一人じゃ生きられないのに僕たちは独りにならなくちゃ見失ってしまうから一握りの加減すらわかんないんだいっそひと思いに終わらせてしまえたらなんてさ 最低な願いの詩あと何回 振り出しにを繰り返し目が覚めれば揺れる陽炎みたいだ掠れて想い出せない夢の中へ 沈んで奥まで 届くまで君だけを感じたくて月より明るい長方形の波形の上で 姑息な手で孤独まで僕の全部を奪って僕らの夜が途切れるまで 恋は虚像じゃない?愛は理…
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I’m home – Tani Yuuki
忙しない街 灯りに誘われて何かしらに追われている毎日掃除、食事、身だしなみ、日々の嗜み離れて初めてその偉大さを知りました ダンボールに閉じたいつかの不満こじ開けては綺麗にしまってたらあちこちにあなたの面影が こんなこと今更言えないけどそんな想い出抱きしめて歩いてるよ 人波と喧騒に揉まれ飲み込まれて何かしらを削られる毎日お世辞、嫌味、すれ違い、人の繋がり常々その冷たさと弱さに触れますが 乱暴に閉じた…
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花詩 – Tani Yuuki
歩幅合わせ歩いてきた日々はパッパッと通り過ぎていっせーので踏み出したはずがいつの間にか他人はだんだんと遠のいて 嫌なこともやんなきゃいけないと愛想笑いも様んなったな欲しかった物は時間が追い越した当たり障りない会話も上手くなってしまったけど なぁ、あの日の衝動 輝いた目をまだ忘れちゃいないだろ?何度だって唄うよお前がいつか無事辿り着けるまで 鏡よ鏡この世界の中で1番優れているのは誰?まぁ、何において…
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がらくた – Tani Yuuki
勝手に動く心臓はきっと、薪をくべる人々の純情痛みに抗ってみたって、ブレーキが壊れてしまって 骨が軋む違和感はきっと唯一残されたアイオライト誰かの夢をのせ、今日も走るレールの上 断片的な理想の違いをつぎはぎにして作った感情(どこにある? どこにある?)僕はどこにあるんでしょう? 貫いたはずのグーはいつも突き出した手の先ではあいこ(どこにある? どこにある?)僕はここにあるんだと言って 出会うもの皆、…
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生きる偉人たちよ – Tani Yuuki
名前と年齢、順に存在証明次は右半面で僕の必要証明ねぇ、君はどんな人間?何書いたっていいんでこの枠の中で答えてみて考え抜いた末 出した答えは限られて紙切れ一枚じゃ収められないと知って僕はこんな人間?いや、違うと気づいて本当の自分を探しに行こうか 少年少女 さぁ、大志を抱け笑えるほどに選択(まっすぐ)なこの道のりを恐れるな なんて言わないから思い描いた自由を信じてやれ 少年少女 さぁ、大志を果たせ喜怒…
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械物 – Tani Yuuki
時間が止まってしまったようだった固く錆びついた歯車が痛くてさ次回作が気になってしまったんだこんな結末じゃ終われないよな終われないよな 未来が変わってしまったようだった心に空いたネジ穴が辛くてさ世界が壊れてしまったようだった人の形をした化け物はどっちだ? 叫んでも 嘆いても覚めないもがいても 足掻いても飛べない待ってろ 次こそなぁ、残響よ 飛び込んだ宇宙(そら)落ちたのは明暗の境目のない調和追い風か…
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マーメイド – Tani Yuuki
水面に揺れた光のように遠くに見えた君の溜め息集めては閉じ込めた切ない味だ 足跡が消えた砂の上に重ねたヒレがやけに重い歌っては待ち侘びたあの日の背中 まとわりつくのに空を切るみたいに君の口を遮るのは私じゃないんだね マーメイドまたね、きっと。今日も唄うよあぁ、ドレミファソ今はどこで誰を想ってその足で歩いているのでしょう? マーメイドまたね。きっと。この唄声は届かないまま漂いながら、彷徨いながら淡と消…
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運命 – Tani Yuuki
幸せ、不幸せ重ねて測って徐々に皺合わせ夢は人任せ 笑って、飾って混ざっては嵩んで燻っていた羽根御空に委ねて ありきたりな感想擦り切れた感情空になった心が指し示す活路 大事なのは環境?類い稀な発想?才能てなんでしょう? きっと運命、いや偶然?とか不明瞭じゃなく日々変わって、闘って抗っていたいもうわかってるんだろ? 誰も知らないんだよ物語の結末を 歓声も罵声も糧とした横、縦、重なって定めとした「先が見…
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多面態 – Tani Yuuki
纏わり付いて離れないものの正体は分かれ道、反対へ行った僕でしょうか?夜が来たって光が絶えない世界でさなんだってまぁ、誰彼と闇を抱えてる 人目、声、全部気になって俯いてる僕は凡人で透明な手が足引っ張ってやめてくれ、もうわかったって 正面だけを照らしたって物影ばかり肥大化して境界が有耶無耶になって気づかないだけ ほったらかした理想や面影はここにはいない戻りはしないでも後悔してなどいない すれ違うきっと…
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Cheers – Tani Yuuki
乾杯しようさぁ、肩に乗った荷物は一旦置いておいてさ同じものは2つとないんだ全ての出会いに乾杯を 琥珀色の月塞いだ口溢れ出す感情に泳ぎ慣れた街灯る光に賑わうは人だかり 夢現の星灰色の森滲み出す感傷に喉の渇き重たい目に空腹の三拍子 最低な聖者の行進待っていた停滞した秒針再現した正解をひとくち今、限界を合図に 乾杯しようさぁ、肩に乗った荷物は一旦置いておいてさすり減らした笑顔も今日は僕らが全て取り返す番…