Tani Yuuki
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後悔史 – Tani Yuuki
泳いで、泳いで、深く沈む君の元まで伸ばしたこの手が変える未来を見たい 音も光もない理想郷重すぎた祈りの不始末を削り取って行く足跡晴らせたい雨があるからと傘を広げた先の誰かを傷つけてしまう 冷たい心 離れた手を遠のく声も諦めたくないよもう、手遅れにならないように 泳いで、泳いで、深く沈む君の元まで伸ばしたこの手が変える未来を見たい 偶然? 必然? いつか終わってしまう命なら明日も君と淡い夢を見たい …
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自分革命 – Tani Yuuki
ちょっと待って いや、でも待って今やるところだったのになってプライド立てて 理屈並べて言い訳ばかりのevery day 呆れて物も言えないなって誰かが口をついて言うからさ呆れて物も言えないやってこの手深くポッケにしまい込んだ この大地へと響かせようこの大空へ轟かそうかつて弱いと侮辱されたなけなし僕らのアンサーを 最大級の一歩を諦めかけた一歩を立ち止まってなんかいない今やるところだったんだって 単純…
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最終想者~アンカー~ – Tani Yuuki
出会いはリレーみたいなもんでスタートは違うかもしれないけど君と走れる最終走者が僕ならそれだけでいいんだ ずっと追いかけていたあの人は結局振り向いてはくれなくてそれでも私の中の彼はとても大きな存在なんだ そう言った君は少し懐かしげに窓の外を眺めては微笑んだ「もう一度だけ、偶然出会って見返してやりたいの」と 沢山の出逢いの中で見つけたこの巡り逢いを僕らはきっと奇跡と呼ぶのだろう少し悔しいけど あなたが…
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Survivor – Tani Yuuki
どれくらい時間が経っただろう?諦めたものもあったけど息ができる場所が、ここでよかったと思うんだ いくつも出会いがあっただろ?当然別れもあったけど歩き続けるんだ 幸せを願いながら 恋人や恩人や家族や友にただ笑っていてほしいただ平和に生きていてほしい 降り注ぐ雨が少しでもはらえるならば僕は歌っていたいここで歌っていた 噛み砕いた願いを握り潰した祈りを連れて行くよ 共に行こう 立ち向かう意味も引き返せな…
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メニークリスマス – Tani Yuuki
今年もまたこの季節か救世主はどこにいるんだ聖なる夜 奇跡が起こんなら君からのイエスがほしいんだ ケーキやチキンですら今日は主役になれんならスーパーパワーの1つや2つ目覚めちゃうかなあぁ、関係ないか 唐突に着飾って特別なフリをした日常に意味なんてないよな君がいないなら 誰もが幸せそうにすれ違うクリスマスイブ今、君はどこで誰と笑ってるんだろう 溶けて消えちゃう前に伝えなきゃなんてさわかってるけど気持ち…
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アンタレス – Tani Yuuki
初めから聞こえていた光り方は知っていた大きくなるほど眩しくなるほど輝くことを忘れた星の群れ暗闇にいたって影は消えなくて もう一回 終わりのないもういいかい?まだ見えない歓声も罵声も待っていろカーテンコール 何百年の夜を越えるための歌その身を燃やすほど濃く突き抜けて行くすでに完成した未来じゃ意味がないから今はまだ生まれてない星に願いをかけるのでしょう 簡単な話じゃなくて難解でもなく単純で愛しい痛み …
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笑い話 – Tani Yuuki
これから話すのは今の僕を形作る物語真っ直ぐに伝えられないあなたへのありがとう あなたを泣かせたのは遠い遠い昔の僕でしたあなたが救ったのは今の僕だと知りました なんでだろう 素直になれない心最低だろ?差し伸べられた手を振り払ったんだ それでも僕は守りたかった愛すべき笑顔守りたかったんだ何度も 何度も伸ばした手 突き刺さるように 間違いだらけの日々もいつか僕を作ってく力に変えてゆこう誰かの涙を拭えるよ…
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kotodama – Tani Yuuki
一人じゃ生きられないのに僕たちは独りにならなくちゃ見失ってしまうから一握りの加減すらわかんないんだいっそひと思いに終わらせてしまえたらなんてさ 最低な願いの詩あと何回 振り出しにを繰り返し目が覚めれば揺れる陽炎みたいだ掠れて想い出せない夢の中へ 沈んで奥まで 届くまで君だけを感じたくて月より明るい長方形の波形の上で 姑息な手で孤独まで僕の全部を奪って僕らの夜が途切れるまで 恋は虚像じゃない?愛は理…
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I’m home – Tani Yuuki
忙しない街 灯りに誘われて何かしらに追われている毎日掃除、食事、身だしなみ、日々の嗜み離れて初めてその偉大さを知りました ダンボールに閉じたいつかの不満こじ開けては綺麗にしまってたらあちこちにあなたの面影が こんなこと今更言えないけどそんな想い出抱きしめて歩いてるよ 人波と喧騒に揉まれ飲み込まれて何かしらを削られる毎日お世辞、嫌味、すれ違い、人の繋がり常々その冷たさと弱さに触れますが 乱暴に閉じた…
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花詩 – Tani Yuuki
歩幅合わせ歩いてきた日々はパッパッと通り過ぎていっせーので踏み出したはずがいつの間にか他人はだんだんと遠のいて 嫌なこともやんなきゃいけないと愛想笑いも様んなったな欲しかった物は時間が追い越した当たり障りない会話も上手くなってしまったけど なぁ、あの日の衝動 輝いた目をまだ忘れちゃいないだろ?何度だって唄うよお前がいつか無事辿り着けるまで 鏡よ鏡この世界の中で1番優れているのは誰?まぁ、何において…