勝手に動く心臓はきっと、薪をくべる人々の純情
痛みに抗ってみたって、ブレーキが壊れてしまって
骨が軋む違和感はきっと
唯一残されたアイオライト
誰かの夢をのせ、今日も走るレールの上
断片的な理想の違いを
つぎはぎにして作った感情
(どこにある? どこにある?)
僕はどこにあるんでしょう?
貫いたはずのグーはいつも
突き出した手の先ではあいこ
(どこにある? どこにある?)
僕はここにあるんだと言って
出会うもの皆、いつか去っていってしまう
手に入れたものすらいつか灰になってしまう
薄汚れてしまうくらいだったら
張り付けたみたいな笑顔で
ネジが緩んだ瞳の奥の滴るリズムでブリキのダンスを
錆び落ちる頃にはガラクタだけの“がらんどう”でした
感傷的じゃいられやしないと
うやむやにしてしまった感情
(どこにある? どこにある?)
そっと溢れてしまうもの
ふらついたままでいいよ一歩
踏み出したその先にはきっと
(明日がある 明日がある)
ちゃんと明日があるんだと知ってる
なぁ、誰だって必死に生きている
愛の類も時には疲れてしまうだろ?
“タラタッタッタラ”
それでも生きてゆく
憎たらしくて 愛おしい
素晴らしき日々よ
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