温泉と癒し,温泉がもたらす癒しの効果,幸せな真珠の知恵
私流 温泉の楽しみ方
我が家では毎週というわけには行きませんが、平均すると月に2回くらいは 日帰りで県内や県外へと遊びにでかけます。
週末は家族で遊びに行くことが多いのですが、行き先を決めるとき ほとんどの場合、そこに温泉があることが第一条件になっています。 どこかに出かけるときは、着替えとタオルを持って行きます。
冬はスキー場からの帰りに、夏は海水浴からの帰り道に、必ずと言っていいほど 温泉に浸かって帰ります。 ちょっと帰りが遅くなろうとも、遠回りしてでも新規開拓に励むのです。
通りすがりに目に入った看板や、地図に載っている○○温泉などを目当てに探すのですが、 たまたま入った温泉が、思いがけないくらいに良かったら感動も大きいんですよね。 事前に調べると、プレゼントの中身を見てしまった感じで感動も半減です。
すっかり子供たちも影響を受けてしまい「お風呂に行こうよ」が口癖になりつつあります。 子供たちはお風呂に入ることはめんどくさがるのですが、温泉というと大喜びします。 同じお風呂なのに不思議ですね。
温泉に浸かることは気持ちがいいものですが、道中での寄り道などが また楽しみの一つでもありますね。 旅しているという感覚がなんとも言えません。
旅をする感覚になるだけでも脳内ホルモンのベータエンドルフィンが 分泌されるそうですから、幸せな気分になるんですね。
温泉が心と体に良いことは医学的にも証明されていますし、誰もが知るところですが、たとえ日帰りの近場であっても、 日常を離れ旅をしている感覚に癒されるような気がします。
車で15分ほど走れば、かけ流しの温泉があるにも関わらず、遠くへ行きたくなるのです。
ほとんどの場合、お気に入りの温泉に行くことが多いですが あまり知られていない露天風呂を探すのも楽しみの一つです。
人気のある温泉だと人が多いので、なるべく人の少ない温泉を探しては お気に入りリストに登録しています。
誰もいない露天風呂に一人浸かりながら空を眺めるているととても癒されます。
私の場合、泉質や効能より人が少ないほうを選んでます。 自然に囲まれて、ゆっくり浸かれる方が自分にとってはリラックスできるからです。
黒川温泉や城崎温泉など全国的に有名なところも、風情があり料理も美味しく、人気が出るのもうなずけます。
黒川温泉も最高に良かったのですが、他にも地元の人しか利用しないような 知られていない素敵な温泉もたくさんあると思います。
九州にある、シャワーも蛇口もない自然に出来た洞窟風呂は、 ちょっと不気味ではありましたが、地元の人との温泉に浸かりながらの会話は とても印象に残る思い出となっています。
普段は内気でシャイな私も、温泉では知らない人でも平気で話しかけることが 出来るのです。
「裸の付き合い」という言葉がありますが、お互い裸だと打ち解けやすくなりますね。
子供と温泉に入ると、普段では喋らないことを話してくれたり。 裸だとなぜ話しやすいのでしょうか?
サウナ発祥の地と言われているフィンランドの人たちにとってサウナは 家族団らんの場であり、また、裸の付き合いのできる社交場として 親しまれているようです。
やはり裸だと、隠す必要が無くなるので心も開放されるのでしょうか?
温泉は心も体も癒してくれて、人間関係も円滑にしてくれる魔法の空間ですね。