手当てと癒し,手当てで自己ヒーリング,幸せな真珠の知恵
手当てで自己ヒーリング
好きな音楽を聴いたり、温泉につかったり、海で夕日を眺めたり、自分が心地よくなる事で自分を癒す方も多いと思います。
昔から自分や他人を癒す手軽な手段として「手当て」が広く知られています。
母親が子供の痛がっている部分に手を当てて「いたいの、いたいの、とんでいけー」と癒す行為は、誰もが子供のころに一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
子供の場合、自己暗示のような気もしますが効果があると思います、
私たちは、ふだん頭をぶつけたりして痛みを感じたら、無意識に頭の痛い部分に手を当てて、かなり痛いと摩ったりします。
頭をぶつけて手を当てないで痛みを我慢するより、手を当てて摩った方が痛みが早く取れるような気がしませんか?
私は以前、胃潰瘍になった経験があるのですが、あまり病院にも行かず10年間に渡り再発を繰り返しました。
薬の長期服用のせいか薬が効かなくなり、夜は激痛にのた打ち回る状態が続きました。
そんな中、手を胃の部分に当てて深い深呼吸を繰り返すと不思議と痛みが和らいでました。
痛みが和らぐので、ごくごく自然にそのようなことをしていたのですが「手当ては効果があるんだなー」と独りで実感したものです。
私の経験上ですが、自分で手を当てるより他の人に手を当ててもらう方が痛みが和らぐ効果は高かったように思います。
お願いができる人には、「手当てして〜」と頼んでましたので、あらゆる人に手当をしてもらいました。
そのとき、マリックさんだけじゃなく、誰もがハンドパワーを持っているんだと気づきました。
私のプラシーボ効果かもしれませんが、痛みが和らげば何でもいいので、その時は痛みが和らぐことが重要だったのでどっちでもよかったのです。
イエスキリストも手当てで人を癒し、中世では国王自身がロイヤル・タッチという手当て療法で治療していたと伝えられていますから、決して特別なことでもないような気がします。
おむすびも手袋をして握るより、素手で握ったほうが美味しく感じるのも、きっとハンドパワーの影響じゃないかと思うのです。
ぬかずけも素手でかき混ぜることで美味しくなりますが、ぬかずけは手のひらに付着している菌の作用で美味しくなるようですね。
手当のヒーリングでは、セラピューティック・タッチやレイキが有名になっていますが、元々持っている無限のパワーを開花させるのだと思います。
レイキのパワーもあると思いますが、手を当てて触れ合うという行為そのものも癒しになっているのではないかと思います。。
犬と触れ合うことで救われたこんな話もあります。
足に血液が通わなくなり、切断を余儀なくされた主人の足を飼っていたペットの犬が毎日4時間舐め続けた結果、血液の流れがどんどん良くなり足の切断を免れたそうです。
その主人は医師の切断という診断に絶望していたのですが、主人を想う愛犬には絶望という文字はなかったようです。
見知らぬ人とハグをするフリーハグというものが世界で流行っているようです。
町で通りすがりの他人とハグをするのですが、相手の温もりを感じながら抱き合うことで優しい気持ちになれたりするようです。
もちろん、相手の同意を得てハグするのですが、日本では家族同士でさえハグする習慣がないため急に声をかけられても躊躇する人が多いかもしれませんね。
初対面の人とハグすると仲良くなるまでの時間が普通より短くなるような気がします。
触れ合うことはとても大事なことだと思いませんか?