僕が帰り道の星空を眺める頃、君が泣き疲れて眠った。
二人はいつだって支えあえてると思っていたけど。
玄関で君からのメールにやっと気付く。
慌てたけれど、返すコトバが見つからないよ。
伝わらなかった想いは、君と僕を引き裂いていく。
当たり前に繋いでいた右手が迷う。
こんな時だからこそもっと強く、愛を唄ってる。
誰にも負けぬ声で。
どうも上手く行かない、なんて頭抱えるのは、君の一言が気になってるから。
「なんか最近一人で居るのにも慣れて来た」なんて。
ヒトゴミにのまれて消えてく君の背中に、
叫んだけれど街のノイズに負けてしまうよ。
すれ違いあった二人は、焦る程に壊れていく。
君を失うと感じた瞬間に、溢れ出した。
いつの間にか聞こえなくなっていた、愛のうた、唄う。
見失わない様に。
君から教えてもらった愛のうた。
今日は君の知らない僕の気持ちを聞いておくれ。
伝わらなかった想いは、君と僕を引き裂いていく。
当たり前に繋いでいた右手が迷う。
こんな時だからこそもっと強く、愛を唄ってる。
誰にも負けぬ声で。
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