頑張れる理由が “君” であるように
頑張らなくていい理由が “君” になることがあって
君のおかげで安心できるように
君のおかげで不安にもなるんだ
どんな世界になろうと
君だけは離さないから
君も離さないでいてね
会いたいでもなくて
抱きしめたいでもなくて
寂しいでもなくて
強がりでもないんだよ
二人には二人の
ささやかな決まりがあって
それをしているだけで
生きているということが
続いていくということ
沢山の景色を君と観てきたから
素直になれない理由が “君” になることがあって
歳を重ねると難しくなるから
「せめてこの歌の中で…」くらいはね
どんなことがあっても人の恋を笑うなよ
どんなことがあっても人の価値を測るなよ
人には人のささやかな決まりがあって 生きていく
会いたいでもなくて
抱きしめたいでもなくて
寂しいでもなくて
強がりでもないんだよ
ふと話した未来のその「いつか」の中には
当たり前に “君” が含まれていて
簡単ではなくて
正解なんてなくて
決まった道のりも
最終地点もなくて
二人には二人の
ささやかな確信だけで
見つめ合うように
決まってたように
息をするように
引き寄せ合うように
“君” を選んだんだ
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