MoNoLith
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口笛ダイアリー – MoNoLith
「今、好きな人は居ますか?」なんて口走ったのは君が彼の事を好きという噂をコレで終わりにしたかったから 朝目覚めてから夢を見るまで、四六時中ずっと僕の頭はもう隙間無いくらい「君」でイッパイだ “夢で逢えたらいいな…” ← ベタすぎる願い込めてただ一つ誤算だったのは…夢でも言えない oh my lips 口笛吹いたままでペダル漕ぎ君をさらうそんな日が来るかもと、唇尖らせる真似をした この痛みはきっと、…
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Reversible Days – MoNoLith
いつも通りの朝6時慣れのせい?目覚める 今日は土曜なのに…肌寒くて羽織るパーカーには、好きだった残り香も消えかけ “当たり前”が居座る時“幸せ”は多忙で、呼び止められない 何故繰り返すの?傷付く度臆病になって、自分さえ消して 予定の無い週末は、貴方色に染まっていた9月を物語る傍に居たいだけだったのに、強がりを気付いてはくれなかった 縛り付けも約束も無い“自由”は何時から“孤独”を庇う様に? 誰に見…
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気まぐれな神様 – MoNoLith
ねぇ…今は覚めないでいてよまだ夜は明けていない ねぇ…空は聞こえないフリで、その笑みを遠ざけるの? 「ずっと一緒だよ」って言えないのは「サヨナラ」が怖いから僕が弱虫じゃなかったら、まだ変わっていたかな? ─ソレハ、神様ノ気マグレ。─ 塞いだ両目今はこうして覚めない様に、君と夢を見ていたい「支えに…」なんて言ったら大袈裟だけど何時までもずっと見守ってるから 巡り逢いは偶然で、想い合えたのも奇跡と言う…
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デキソコナイ – MoNoLith
僕ノ名前ヲ知ッテマスカ? 名前ガアルノ知ッテマスカ?…I’m a defective product「デキソコナイ」ト呼バレスギテ名乗ル事モ出来ナクナッタ……You don’t have qualification 生きていくには“強さ”が足りないけれど死ぬには“勇気”が足りない Fly high to the dying day and…
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ドレス – MoNoLith
君に今、心から告げる「ありがとう」も「ごめんね」さえも未だに言えずにいたからねぇ…聞こえていますか?置いてけぼりの行き場無い愛の唄 今日も歌います 出逢いから、始まりの夜も、サヨナラまで全てが何故か、偶然夏の終わりでたった一度の幸せな冬季節の様に彩を変えながらも “永遠”と疑わなかった 君は嫌いだね 前も向けずに俯く僕はこうして幾夜も、擦り切れた心を庇うまままた冬が… 100万回は言えなくても、も…
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Sherry – MoNoLith
ねぇ、もしも僕がこの履き潰れた靴を置いて裸足で歩いても君はその歩幅合わせてくれますか? ホラ、見なよ 雨も上がってるよちょっと寝坊スケな太陽のカケラ穴ボコの傘から見えた青い空 約束とか、優しさの意味や繕える「愛情」なんかより今見てる君の笑顔を一番に信じるって決めたずっと… I sing for Sherryいつも変わらない あの空の様にさ…揺るがない ねぇ、いつか君がこの腕すり抜けたとしてもコレだ…
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『-club REALISTIC-』 – MoNoLith
今宵招待しますは『-club REALISTIC-』という名のダンスホール踊り踊れ踊れ踊れ脅かされて踊らされてはおどけたshow time しょうもないステージは乗っ取りノッたれ!煌々と照らせよミラーボール灰色と紺色で溢れかえった場内スポットライトに暴かれた正体 Hey! clever girls!もっとハジケてトんでみな Yeah歪む Rhythm 刻む Madam焦燥感のビートに足がもつれHe…
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the Worst-Seller NoveL [ist] – MoNoLith
薄れていく理想 青白く凍てついた胸が脈生むまるで助けを乞う様に見てた瞳の色が濁る 惹かれ合う頃、隠し切れない程の傷が…また一つ透き通る肌を生きた証の爪痕が…色、添えた Take away from “Non-fiction”ブチ壊す、その境界線 inversion…Showcase 舞台挨拶へ向かうザ・ワーストセラー・ノベリスト in dust… こんなに、こんなに想える以…
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CANDY CANDLE – MoNoLith
燭台を跨ぎ僕は傾く君の温度のせい 蝋が滴る程包まれた 缶詰めにされたのはカラフルな飴「コレは何の味…?」「ドレが何番目!?」全部一緒だけどね Hug・Kiss・I Love You定形の行為に歪んだ恋皆マネキンの様に融通も効かぬポージング今、せっかく出逢ったから命灯そうよ 包み紙あけて… 例えれば、キャンディみたいにキス甘すぎてトロけていく程砕けてしまわぬ様にそっと… 傷も治るくらい 隠されたキャ…
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Fairy-tale – MoNoLith
シワひとつも無い未来絵図の裏側に隠していた泣き顔。ポタポタと濡れ、穴だらけになってぬかるんだ足下。 “らしさ”だけ押し付けられて“らしく”も無い服、何着目だっけ?同じ様な顔では笑えない「弱さの証拠だ」って言うけど… 気付かないフリで断ち切れると強がった予期せずのヒロイン。助けに来てよ、白馬に乗ってさ“ぬかるみ”が“ドラマ”に変わるのに… 差し出した手…「掴まっていて」なんてまるで昔の恋愛小説ね。全…