真夜中の部屋で
帳を下ろした
変わらない世界にため息を吐いて
救われないままで
幽霊船見つけてよ
ねぇ、言ったって
届かないか
独り言は続く
透明ダイバーは今日も足掻いてる
深い海の底に落ちてゆくように
誰にも見つからずに息をする
私も誰かの愛で満たしてみたい
まあ嘘です
さよならを告げる
先も無いけれど
剥がれない記憶が確かにあるのは
夜を生きた証
数千年はるか彼方
運命はなにを望む
結末は確かで
偶然でもいいからさ
共に泳いでくれる人はいないかな
透明ダイバーは今日も足掻いてる
冷えた体温に麻痺をしてしまう
誰にも見つからずに生きていく
貴方と言える人を探してしまう
わがままです。
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