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残光のラン – KK

届かない距離になって 初めての感覚で
ふしぎな旅の途中にいるんだって 気づいたのさ
探し求めて何年 どのくらいがたった今
光という名の 魂のゆくえ

巨大な「絶対」はあって それに抗おうと挑んで
世界のどこかに生まれては死んでいく それが全て
君といづれ未来に 出会うことがあればさ
行く先に 迷わぬような 目印を

追いかけて 掴めよ 暗い底の手を
かざして あわせて 希望を引き上げろ
ゆらゆら 煌めく それは天照らす日の
願いと 憂いの

暗闇をひた走れ 孤独の限界を飛んでいけ
きっとそうさ 僕たちは 絶望したつもりのグライダー
越えてゆける信じきろ 世界の手がかりを掴み取れ
転生転生 あめつちのことば 血を繋ぐ 残光のラン

不快なものを退けて 綺麗な分不相応を好んで
見てくれの良い悪いに 固執する 的なことは
創造性欠陥品 情熱的慢心です
君が吹き込んだ 有象無象にも

問いかけて 振り向こう ひとりきりじゃない
見えるよ 僕には 君のハートが
叩いて 砕いて それでも響けと
嘆いた その夜も

世界を変えたい想いが 僕ら変え過ぎようとして
こんなもんじゃ足んないよ 絶望の淵 因果のバタフライ
もうどうしたって自分自身 追いかけても 繰り返す感傷
生きようとして生き抜いた 孤独なランペイジ 命尽きるまで 走れ

冷え切った身体の 君を見つけたよ 霧の中
ああそうかって 腑に落ちた 瓜二つの僕がそこにいる

生まれ落ちてしまった 苦しみが 憂いの雨打たれ泣いていた
きっとそうだ 僕たちは 感情という名を持つグライダー
越えてゆけると信じてる 世界の手がかりに辿り着け
再会しよう その時まで 決して迷わぬ 魂のゆくえ

出会えるように

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