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恋 – kittone

ねえ あなたに出会った夜は
鼓動がうるさくて眠れずに
そう 忘れかけてた熱を
くれたあなたを浮かべてた
月が綺麗な夜だ

もうとっくに手遅れの

長すぎる夜に咲いた気持ちは
流線型のスライダー
ブレーキも知らずにまっすぐに堕ちてゆく
三日月を見て叫んだわたしは
猛獣よりもラウダー
この気持ちの名前を知ってる

ああ 心を奪われたら
視線も指先も 無我夢中で
スクロールして 知れば知るほどに
わたしじゃダメだって 思い知ったよ
but I’m falling

果てしない距離を前に
こぼれる 流線型の涙
出会う前みたいに全部を消し去れたら
あなたを知らず過ごしてく
これからの何十年のほうが
きっと幸せだなんて

嘘だよ わかってる
あなたに出会ってからの 苦しくて 痛くて
そんな日々のほうが今は愛しくて

長すぎる夜に咲いた
気持ちは 流線型のスライダー
ブレーキも知らずにまっすぐに堕ちてく
三日月を見て叫んだ
わたしは猛獣よりもラウダー
この気持ちの名前を知ってる

今すぐ会いたいなんて言葉は
言えやしないけど
こんな気持ちをくれてありがとう

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