kittone

スロウダンス(album ver.) – kittone

歩き慣れた一人 並木道 ふわり積もる枯れ葉の音は
まるで心映すサウンドトラック ノイズ混じりのブレス

錆色のキャンバスでブルースのタップを鳴らせ
ラタタタとビートが歌うなら孤独も悪くないわ

強がりのストール巻いてゆく
シャルウィダンス そっと誰かの温もり触れて
恋に落ちれたら ほら
あなたの事 忘れちゃうの
シャリラ もっと心の奥の言葉を空へ放てたら
ただ あなたへの想いばかりだ
呆れちゃうね

帰宅 すぐさま手洗いうがい
冷えた耳たぶ赤い 痛い
強がりストール剥ぎとったら
ぐったりソファーへダイブ
ああ 洗い物は週に2回
ましてや洗濯なんてonce a week
さんざんな生活スタイル
炭酸水に溶かすマイライフ

路地裏のクラクションがサンプラーのホーンみたいだから
空き缶をマイクにして さあ ほろ酔いのリリック刻もう

スロウリーダンス きっとどこかで同じ痛みを
だれかが歌ってるから
あたしは素直に寄り添って泣くよ
まだ好きだよ
呆れちゃうね
でも好きだよ

シャルウィダンス そっと誰かの温もり触れて
恋に落ちれたら ほら
あなたの事 忘れちゃうのに
シャリラ もっと心の奥の言葉を
空へ放てたら
まだ あなたへの想いばかりだ
呆れちゃうわ

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恋 – kittone

ねえ あなたに出会った夜は鼓動がうるさくて眠れずにそう 忘れかけてた熱をくれたあなたを浮かべてた月が綺麗な夜だもうとっくに手遅れの長すぎる夜に咲いた気持ちは流線

おとぎ話みたいに – kittone

街が眠りにつく午前零時過ぎに二人声を潜め あてもなく歩いてたあの日の事君の手を握ると 指が少し震えた誰も知らないまま 打ち上がって消えた恋の記憶ああ まるで君は

とけない魔法 – kittone

そう 始まりは突然に呼吸さえもままならないほどに君で溢れていた焼け付くような日差し気付く事もできなくなるくらい胸を焦がして疑うこと慣れすぎた視線の先に差し込む光

告白前夜 – kittone

止まぬ五月雨 からり秋晴れ爪先を赤く染めた雪次の春には 離れ離れの願いは願いのまま 花が散る夜空を照らす 光の雨や街路樹に灯るスパンコール君と見れたら 側にいれ

終わりのち、晴れ – kittone

目覚めなければ良かったなんて思う何度目を閉じても覆らない昨夜は星一つ見えなかったけどな朝日が遮光カーテンの裾を照らす全部終わったはずなのに世界は目を覚ますから厚

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大きく息を吸って 群青掻きわけて荒れゆく波を蹴って 抗う君を見たゆらゆら迷いを抱いて 涙も流しただろうそれでも前を向いた眼差し 誰よりも綺麗でそんな姿を見てたよ

君を詠む – kittone

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緋密 – kittone

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誰も知らない – kittone

夜の隙間を抜け出した空窓を開ければ流れる浅い夏の匂いがするいつかの夜空を照らす光の雨や頬を染め抜く薄紅 散りゆく花弁拾い集めて一つも残さずに書いている薄い足跡を

いつかの君へ – kittone

窓際に置いた空のままの花瓶が役目を終えたような顔をして外を流れゆく何度目かの季節を見送った何も言わずに手渡した花束も今考えても柄じゃないよな言葉一つに結べるほど

ある夏の記録 – kittone

揺れる水面に溶けた薄月浅い眠りに差した波の音途切れたいくつもの声が生まれて手繰り寄せてはまた消えて泳いだ手を影が染める描き出した夜空に咲いた光の雨が閉じたこの目

名前を呼んで – kittone

一つ声を聞いた、それだけで季節が色づきはじめたような気がしてやがて咲く薄紅より先に私を染めてしまったの気づいていないでしょう私が嵐なら 君はまるで稲妻だ照らして

長い夢 – kittone

長い夜の隙間を揺れてただ夢を見ていたまるで春を告げる花のようにまたどこかで逢える気がしていた閉じた目を照らす月明かり心を一つ歌って そっと風に乗ってまだ白い空を

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茫、と外を眺める横顔を照らす月明かり少し開いた窓からそよぐ夜風が前髪を撫ぜていたまるでこの広い世界でふたりきりのようにこの部屋にはここにしかない時間が流れている

最終回 – kittone

一つ二つ重ねて幾度筆を折り三つ四つと数えて咲かすなら道化の華嫌い 嫌い 嫌い 破り捨てたい 誰彼構わず痛い 辛い 寒い まだまだ昼過ぎまで寝ていたい「こんなとこ

火花 – kittone

夕暮れの空に並んだぼやけた灯りが遠くへ人混みをゆっくりと誘っていつもより狭い歩幅の隣にある小さなその頬も染めた気がしたもうあと少し 弾ませた吐息が急かしているよ

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