夜景画の山肌に月が顔出して
僕は真夜中へと旅に出たのさ
ガス燈へと群がる虫たち
自ら命を燃やしに集うよ
闇に 目を凝らせば見えてきたんだ ジオラマの様に
張りぼての孤独ならば 自分の意思で壊していく
海辺の雲間から月が差し込めば
秘密の入り江には 星が落ちるよ
一人きりを 演じてしまうけど
君が差し伸べる手 本当は気づいてる
たおやかな光が闇切り裂いて 先を照らしだす
いくつもの選択肢が ここに 来いと誘っている
闇に 目を凝らせば たおやかな光が
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駆け出した砂漠の中でマッチの焦げる匂いがした「そうだ今日は幻が見える」インド象 アントワープの婦人 高価なドレス引き摺って「今晩は」鳴らすステッキには僕の孤独は
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大人しくバスを待っている幼気な僕等よ仲間は行き先知らないで乗り込んで行ったなポケットのコイン数えたら不安に負けるから大好きな歌口ずさんで煙草に火をつけたくしゃく
煙草の匂いが私の髪にすがる 駅の冷たいホームさ夢を見るやるせない若者達の瞳は眠らないそうでしょう?私たちはやる事があってここで唄ってる始発列車は今スカートを撫で
幾つもの涙の粒を弾いて平気なふりして 笑って過ごした繋いだ手の 真っ白い肌怖いもの無いよと強がる幼さ手をほどき進む あの子も同じで私たちは 青い春の中生き急ぐと
夕暮れを抜け出した夏の空は静かに通り雨で、攫ってゆくだけさ、世界を洗ってゆくだけさ靄のかかった歌は、東京では唄えない君の作った歌は、東京では流行らない雨のあがっ
尖った道の方へ 歩いて行くのさ赤い街はもうすぐ沈むよ 僕はジプシー絶対などないのさ誰にも知られず君は行くよ呼ぶ方へ、呼ぶ方へ灰の罠 夢のボーイ 騙されようぜ灰の
疲れきった眠たい眼と使い古した指先は汚れきって誰よりも輝くばかり遠目に見るいつしかの色鮮やかな君の眼が幻だと気づくのはまだ、先のことミュージック・フリーク音楽は
脳はそう揺らいで 只のロックンロール夢を見る騙し合いの音楽 僕らは泥にまみれて世界の朝を待つ愛はそう愉快で 君のロックンロール夢を見るトランジスタのラジオとサニ
壊れた残像退屈なあいつの歌に燃え移ってしまえよダミーロックとブルース淀む 錆びた街は踊る際限に立って駆けるんだって さあ怪しく滲む空の下で静かに響くレコードの夜
西に太陽が落ちはじめもうすぐ帰る時間が来るよアンダルシアの詩集を片手に抱えロルカのバラッドに夢を抱く僕たちはまだ 遊んでいよう僕たちはまだ 遊んでいよう未来がや
あの丘まで行けば鳥達は鳴いて朝焼けが眩しく胸が痛むのさ夢を抱き家を出た青き日の衝動午前五時の寒空に見とれてた朝日よ急ぎ足で地球を走れ新たな光の中 燃やすよ命をた
僕はバスに揺られ 知らない街を目指す今まで見た物に 全部鍵をかけて僕はバスに揺られ 知らない街を目指すぬるい朝に項垂れて 悲しくなんかないのにさよなら僕の町遠ざ
やっと見つけた愛だって偽物だらけな時代でほら分かってるふり誤魔化し合うばかりで手に出来る訳もないのさそっと浅い眠りにつこうそして覚めたら知らない場所にいこう明後
何か仕出かしたい 動かしたい ねえ君も思うでしょうしかし誰も彼も どうかしてるぜ 様子伺うだけ腐った歌が流れてる つまらん社会笑わせたい上手に騙し ひっくり返
綺麗な顔に光っていた あの子の涙帰り道に歌いあった あのメロディはまばらだったな悲しみは隠してたださよならを決めたこときっといつか出会える時まで 忘れないでいて
辛い冬が過ぎて 暖かい春が来るまで痛みに気付かぬフリして 薪をくべ一人で耐えてる雪が頬を叩いて 凍えそうになるけどちっぽけなことで靡かぬ 強い人でありたいのさ太
また同じような顔をして同じような服を纏う同じような曲を聴いて同じような歌を歌う悪気のない流行と それにすぐあやかる風潮にもう飽きたから壊そうよヘイボーイ ヘイガ
耳を澄まして感じたことが真実右も左も手引きは何も無いから強く大地を踏みしめて自分信じ進めば良い歓声が鳴る方へ 野望を転がして道無き道を行けば 開くよ挑む世界が夢
愛はどこにだって美しく宿るよ時には探そう 忘れるのが人だから君はどこでいつ 誰想って祈るの知らなくてもいい このまま話していたいよなぜ本気で伝えたいと願うことほ