土砂降りの雨が突然止んで
空に広がる一面が青
嘘みたいとはしゃいで
走る車の窓を開ける君 幸先いいね
大好きな夏の終わり
最後の挨拶も終わり
五分前の覚悟ですらおぼつかなくなって
君の行く先に虹をかけるような
綺麗なさよなら 出来るかな?
変わりゆく世界は僕らに容赦などしないから
互いに涙に嘘をついたまま
小さく小さく手を振って
「行ってらっしゃい」と「行って来ます」
滑って転んでも欠けてしまわぬように
痛くない振りして抱え続けた
愚かでボロいこの両の腕を
すり抜けることになるとも知らず
悲しめるって素敵だねって
君が言ったこと覚えてたんだ
キラキラ光る思い出束ねて図鑑にして
振り返る時がこの先に来たらきっと微かに光る
君の行く先に虹をかけるような
綺麗なさよなら 出来たかな?
格好つけて でも心のどこかで期待して だから
君の振り返るその姿を見て
全て台無しにしてしまおうかなって
でも君からは最後の「ありがとう」
繋ぐものなく戸惑うこの手を
ポケットに突っ込んで誤魔化して
そうして積もり積もった嘘が
僕から出でて形を成した
「一人だね」と語りかけてきて
それでも感謝してるんだと伝えると
「愛と生きれて幸せだった」と
さよなら ありがとう
君の行く先に虹がかかるように
僕は願う 願う
人気の新着歌詞
赤茶けた – CYANOTYPE ねえ 今も覚えてるの静かな街並み佇むその瞳始まりの季節を告げる風の音落ちる夕陽に溶けて行く届けられなかったその声はいつか遠く響き渡るから赤茶けた空の帰り道今はゆ
光 – CYANOTYPE 腹の奥がねじ切れそう外は暗く、どす黒いものがうごめいて絞首台に登る勇気なんてないんだ涙すら流れない壊れる前に救われたくて助けを求めた全身を照らす光に私は包まれた
送る声 – CYANOTYPE 同じベッドで眠り、同じ食事をとって同じように風邪を引き、同じ薬を飲んで同じ音を聞いて、同じ景色を見て同じ時を過ごし、同じように歳をとる二人の大切な時間が長ければ
時の不平等 – CYANOTYPE 時は平等って言うけど、僕はそうは思わない人の想いや感情がそれに強く作用するそれを踏まえた上でまだ、それを平等と呼ぶのなら言葉自体が不平等時間はいつか尽きてしまう
鐘 – CYANOTYPE ゆっくり泳ぐようなまどろみの中それは突然、あまりにも神々しい鐘の音が鳴り響く僕の中突き抜けてはるか宙へと消えた君と出会ったことで僕の中の何もかもが全ての色が大き
新しいとき – CYANOTYPE 変わらない毎日がただ過ぎていくただ一人置いてかれるようで決められた運命にただ身を任せて終わりの無い 日々に沈んでいた色のない風景に別れを告げて澄んだその瞳を 変
ハッピーエンド – CYANOTYPE ハッピーエンドで踊らせて報われたっても、良いじゃない世界が腐っても心だけは腐らせないでとあるライブ会場にて、かがみながら見る君が少しだけ不格好で笑ってしまったけ
最終電車 – CYANOTYPE もうすぐ夜の12時、君からの連絡が来ないいつも決まって、君と電話してるこの時間眠気覚ましのコーヒーが半分になったところで電話が鳴り響く遅いよ、心配したんだどうし
運命の環 – CYANOTYPE 昨日辛いことがあってふて寝してしまいたいけどこんな時は大好きなあの曲と一緒に動き出そうゆっくり ゆっくり 歩いて行くから君のいるところまでだからゆっくりと笑って
間違傘 – CYANOTYPE おいそこのお前俺のこと掴んでいくんじゃねえよ似てるけど違うだろよく見ると俺は足にゴム履いてんだ地に足つけて生きてんだイデオロギーをぶつけて歩くなあの子は俺じゃな