どうすれば 正しかったかを
いつまでも 考えていた
あなたの影が 消えたあの日に
心が一つ死んだ
廻(まわ)り出す 時の中
消えかかる 影を追いかけて
今もしもまた会えるなら
何を求めるだろう
「側に居て」と 叫んだ声が
虚しく響いて 静寂に消えた
過ぎた願いは 望まないから
せめて今だけ その温もりを
凍えてる 山荒の様に
泣きながら 傷つけ合った日
伝わらなくて 吐き捨てた言葉
ただ笑って欲しかった
誰も皆 気付かずに 離れてく
心を置いたまま
触れ合った手の温もりが
そっと背中を押す
「守れない」と 嘆いた声が
今でも耳に 焼き付いたまま
たとえ世界が 忘れ去っても
憶えていると 確かに言った
凍てつく朝が来て 孤独な夜が来て
何度祈ってもまた 残酷な夢を見る
呪いのような身体で それでも待っていた
ずっと ずっと ずっと
「側に居て」と 叫んだ声が
虚しく響いて 静寂に消えた
過ぎた願いは 望まないから
せめて今だけ
「信じてる」と 囁く声が
今でも心に 焼き付いたまま
たとえ世界が 忘れ去っても
憶えてるよ また逢う日まで
それまではせめて 優しい夢を
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