君は8歳の少年
何処へでも行けるとしたなら 何処へ行きたいですか
僕ならどうだろう
8歳に戻って パパの広い背中に寝そべって
またパイロットに なりたいな
放課後 運動場に誰もいなくなったのを確かめて
逆上がりの練習 ずっと見守ってくれてる電柱
続けたらきっと できるような気がしてたんだ
あきらめ方なんて大人が考えてくれるよ
信じることより疑うことの方が 増えてきた今
それでもまだ これでもまだ 夢に心が弾むよ
全てを今日、一日のために懸けてきた
首をかしげる人もいた
だけど 叶うとか 叶わないとかじゃなくて
これが僕の生き方なんだよ
憧れを追いかけることにだけは 胸を張れる自分でいたい
君は8歳の少年 君が描いてゆく命の証明
この先きっと 財産っていう言葉に出会うだろう
それは広いお屋敷や 大きな土地のことじゃない
君があの日 逃げずに手術にのぞんだこと
そう 君のパパとママがさ 誇りは何かと聞かれたら
この子が元気に生きてることだって言うでしょう
忘れないでいて 怖くて眠れなかった日々でさえも
独りじゃなかったってことを
してあげられることが あるわけじゃないけど ただこうして
格好をつけて 格好つかないくらいで 歌ってくよ
ほどけたら 結びなおせばいい 何度でも僕は夢を見る
だから 届くとか 届かないとかじゃなくて
これが僕の生き方なんだよ
わかってる 立ち上がる度にまた 傷つくことは承知のうえ
そう 僕も8歳の少年 君と友達になってもいいかな
いいよね?
全てを今日、一日のために懸けてきた
首をかしげる人もいた
だけど 叶うとか 叶わないとかじゃなくて
これが僕の生き方なんだよ
憧れを追いかけることにだけは 胸を張れる自分でいたい
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