川面に揺れる かがり火は
女心の 残り火か
これが最後の 恋一夜(ひとよ)
たとえ死んでも 忘れない
鵜飼(うかい)い木曾川 なみだ川
枕の下の せせらぎを
聞いて眠れぬ せつなさよ
せめて今夜は 夜明けまで
甘えさせてね 抱きしめて
未練木曾川 なみだ川
あなたとならば どこまでも
苦労七瀬(ななせ)も 越えられた
噂しぶきに 身をもまれ
手漕(てこ)ぎ笹舟(ささぶね) どこへゆく
別れ木曾川 なみだ川
人気の新着歌詞
男同士の 約束ごとは髪に書かずに 腹に書くご恩ある身の 大石様の隠しことなら 頼みなら口が裂けても 漏らしゃせぬ天野屋利兵衛は 男でござるここで一言 漏らしたな
女将さん うれしいよ燗の地酒に 風呂吹きかぶら久しぶりだよ 我が家の気分こんな夜は 想い出す一ツ違いの姉さん女房(にょうぼう)できたヤツだった あゝうちの女房今
いっそ泣けたら どんなにいいか泣けぬ辛さの 水たまり風の路地裏 居酒屋は遠い故郷の 蝉しぐれ……男って奴は酒に涙を 捨てるのさ惚れていりゃこそ 惚れたと言えぬ言
馬鹿な片意地 互いに張ってなんで大事な 命を捨てる野暮な喧嘩を 度胸で分けて顔で治める 男伊達生まれ上州 生まれ上州 大前田「意地だ 義理だと角突き合わせて親か
おまえの笑顔を 見ているだけでこんなに安らぐ 男のこころ逢えてよかった やさしい女(ひと)に俺の…俺の…宝だよついて来てくれ 惚れた女はおまえだけ誰でもひとりじ
俺に甲斐性が あったならとおに倖せ やれたろに夫婦劇場 ないないづくし着のみ着のまま つれ添っていくつ越えたか 苦労坂愚痴のひとつも こぼさずに他人は他人だとつ
明日(あす)にはぐれた 男の涙泣いて叱って くれた奴誰も他人の この街で惚れたおんなは お前がひとり離さない… 離さない…強く抱きしめ お前を離さない苦労なんか
松の廊下の 刃傷(にんじょう)を国へ知らせる 早飛脚(はやびきゃく)殿に殉(じゅん)じて 切腹か城を渡して 浪(ろう)の身か揺れる家中(かちゅう)を 前にしてひ
叶うものなら もうひと太刀を斬って捨てたや 吉良殿を勅使饗応の 大役捨てて松の廊下を 血で染める積る恨みの 意趣返(いしゅがえ)し「重ねて申す 梶川殿 乱心では
空へ伸びずに 地面を這って風に耐えてる 松もある生きる凛凛(りり)しさ 心に沁(し)みるここが我慢と 唇噛んで松に男の 竜を見る星を掴(つか)みに 来たこの山で
寄せる荒波 玄海灘にドドンと響くぜ 太鼓のようにやるぞ やるとも やらなけりゃこの世に生まれた 甲斐がない男 男いのちのソレキタ ドッコイ 暴れ打ち酒と喧嘩は
花の昭和に 産声(うぶごえ)あげて一生懸命 生きてきた若い者には 負けたりしない夢を咲かそう 何度でも心うきうき まだまだ元気これから小唄で シャシャントネシャ
情けの糸は むすべてもたぐれば切れる 縁(えにし)の糸よ好きで添えない おまえとふたりしんしん しんみり わかれ酒燃えて燃えて散れ散れ あゝ 雪桜灯りを消して
春に背いて 散り急ぐ花は赤穂の 若桜殿の無念を 知りながら尽くす手立ても ないままに送るつらさに 送るつらさに男・源五の 口惜し泣き「片岡源五右衛門 お側にお仕
「ウィ…ああ 酔うた 酔うた。 これは叔父上からのお手紙か。何々 本十一日巳之(みの)下刻(げこく) 高田の馬場にて 村上庄左衛門と果し合い 何とぞご助勢(じょ
紙縒(こより)で作った 指輪だけれど女にゃうれしい くすり指雪よ降れ降れ 帰れぬほどに……明日(あす)は二人じゃ 渡れない宿の前には 淡雪の橋付けてはいけない
富士を背にして 清水を起てばひとり残した お蝶に詫びる三保の松原 潮風吹けば草鞋(わらじ)に砂の 駿河湾時雨街道 旅すがた[台詞]「大政、仕度はいいか?お蝶、船
おまえと歩いた 人生は晴れの日ばかりじゃ なかったな苦労つづきの 山坂だけどおまえのやさしさ その笑顔あれば明日(あした)に 歩いてゆける惚れて道づれ おまえと
苦労くの字も おまえといればぴんと伸びるさ 一(いち)の字にお岩木山まで 届けとばかり叩く三味の音(ね) 雪に舞う今日の舞台は 五所川原あいやあいやの 夫婦節外
忍ぶ恋でも 情炎(いのち)が燃えりゃ蛇の目を斜めに 隠れ茶屋おんな…切(せつ)なや 黒髪しぐれあなた待つ夜の 宵化粧窓の下には 貴(き)船川(ぶねがわ)膝を崩し