逹瑯

surrender – 逹瑯

窓際を眺めて いれば 僕宛に 手紙が 今日辺り
窓際とわかって いれば 僕だって すぐ気付くはず
狙ったかのように 君は 雨の日に 窓際に置いてった
狙ったかのように 君は いつだって 二度手間を強いる

見逃すと 思っての 提示 ですか?
見放すと 思っての 提示 ですか?

会って普通に喋る より 別人な程 丁寧なんだ
他人 行儀と よぎった自分が 浅ましい
ただ僕が1ミリ も 理解力のない 人間なんだと
露呈 したような 一瞬を必死に 塗りつぶす

窓際を眺めて たけど つまらない 時間だけ過ぎ
窓際とわかって いても 僕だって 暇じゃないよ
謀ったかのように 本に 差し込んで 窓際に置いてった
謀ったかのように 君は いつだって 二度手間を強いる

デフォルトと 捉えれば 幾つかの
マウントの 取り合いも 腑に落ちる

きっと普通に喋る より 手紙の方が 表現達者
不快指数が 上がった自分が 浅ましい
ただ僕が1ミリ も 自制力のない 人間なんだと
露呈 したような 一瞬を必死に 塗りつぶす

巡り巡り やがて空に 舞っていくのでしょう surrender
巡り巡り やがて水に 溶けていくのでしょう surrender
巡り巡り やがて泡と 消えていくのでしょう surrender
巡り巡り やがて忘れ 去られるはずでしょう surrender

surrender

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