逹瑯

新世界 – 逹瑯

流れる濁流の中 無数の気泡にゆらめいて消えてく夢を見上げていた
名前も知らぬまま すり抜けた感情の行方を知り 只 しがみつくだけ

境界線機能 崩壊していきそう どうやら手遅れだ
双方向思想 同調して行こう さぁ 幕開けだ

新世界を吸い込んで 目に飛び込む極彩へ
置き去り消えた ピリオド
しがみついた手を離して 切り開いた未来へ
壊せ 壊せ さぁ 手を伸ばして
混ざれ そして 鮮やかに染まれ さぁ NEW WORLD

創造と順応と破壊 繰り返し現在が構築されてゆく 意志を持つかのように
再生はいらないな 新生の産声を上げ羽ばたけ さぁ 創造を消したら

境界線機能 崩壊した昨日 どうやら手遅れだ
双方向思想 超想像 理想 さぁ 夜明けだ

空が無限の可能性に染まる

今 新世界を吸い込んで 目に飛び込む極彩へ
置き去り消えた ピリオド
しがみついた手を離して 切り開いた明日へ
壊せ 壊せ
砕け散って輝く 安物の未来図を
全て吹き飛ばせ 自由思想
錆びた武器を投げ捨て 真新しい世界へ
壊せ 壊せ 今 声を上げて
混ざれ そして 鮮やかに染まれ さぁ NEW WORLD

今を無限の可能性に染めて

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朱色の月 – 逹瑯

この別れを知らずに笑いあえた日を── そっと偲ぶように歩を進める沈みゆく陽、短きマヅメの蒼空 一瞬、瞼閉じて見えた美しき人よ、誰にでもわかるものではないだろうけ

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