逹瑯
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青の刹那 – 逹瑯
空に溶けた涙 数えながらあの日これが最後だと知ってたら もう 弱さに打ち勝つ強さも 明日の為の日々さえも今は全部 眠らせて ただ 君の夢を見ている 風を掴んで舞い上がる 鳥を見上げ明日を誓い合った君の横顔を茜色に染めた空が遠く霞んでゆく 錆びた匂い煙草で誤魔化して今瞬きさえも惜しむ様に世界を焼き付けた 果てもない大空に もしも果てがあるのなら空に溶けた涙の先に ずっと君がいるのなら 壊れてく心を繋…
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COLORS – 逹瑯
願いをそっと閉じた少女に心は奪われて永久の終わりを待つ 途切れた笑顔だけがこびりついて 只 無力さを知る もう光が届かないなら 鮮やかな闇に染めて恋焦がれた世界を夢見て 色彩を塗り潰して ひと匙の未来を分け与えてあげましょう僅かな希望の味は熟れた絶望に変わってく 小さな物語が腐り落ちて 今 啄まれている もう痛みも感じないから 価値さえも亡くしたのでしょう憧れた未来を閉ざして 何色の夢を見ようか?…
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スーパーヒーロー – 逹瑯
お調子者 躓いて なんとかなるさって笑って誰かの為にまた 損をして歩いてくかっこつけて無理をして 大切な人を泣かせちゃったりして今日もまた失敗かい? なぁ スーパーヒーロー 不器用でせっかちでジョークが大好きで憎めなくて笑顔は100万点 その他は平均点「会いたくなったらいつ来てもいいんだぜ?」ってさ強がってばかりの君はスーパーヒーロー 流れる星を 追い越して行こう太陽が昇る度に 君を愛してるよ さ…
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CATHARSIS – 逹瑯
繋いだ夜を越えて二人は歩き出した交わした契りを抱いて 今 心のほつれを縫い合わすようにずっと誤魔化す笑顔は取り繕ってばかりね傷つく事にも慣れて仕舞えば上々って自傷にも似たカタルシスそんなものに縛られないで わかってるんだって 壊れていく未来が恐くて他人事って思っていたいんだ瞼を開いて この手を伸ばせば独りじゃないって思えた 繋いだ夜を越えて二人は歩き出した交わした契りを抱いて未来を今 変えに行こう…
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OVERKILL – 逹瑯
逝っちまえば楽園なんだろう感性を犠牲にランデブーエサを撒けば奪い合い殺し合う正義のヒーロー手垢まみれの大義です 集団で×××も正義です聖人君子以外汚物です品行方正な君は返り血で綺麗だ大好きです結婚してほしいよ 気高き JUDGMENT 醜き JUDGMENT人の振り見て石投げた 猿の群れの中 この地球は最低 愛を捨て空っぽになった世界は他人で 自分が正しいので 本能を最新に update最短で r…
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NOBLE – 逹瑯
言葉が夜に溶けて 三日月唾を垂らす 爪痕残る首筋に唇を這わせ濡らすこのままひとつになろうか 素粒子になって交ざり合おう 遥かな時の空を飛ぶ 無限と刹那のジプシー繋いだその手を離さないで 愛しているよ 愛しているよ 口に出せば消えそうで月の灯りを纏った君は綺麗だ 俳優歌い踊れ 貴き汝の夢 遥かな時の宇宙 游ぐ 無限と刹那のジプシー繋いだその手を離さないで流星を染め上げて 今 君に贈ろうこの夜が解けて…
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お前だよ – 逹瑯
感情論で問題定義 極論 興味ない存在意義四方八方手を伸ばす君は SPIDERI don’t know で関係ないフリ ROCK STAR 気取って痛い君何気ない言葉の向こうが透けて見えた さあ YESMAN の先頭に立って 行軍していく何様白黒好きに染めて 咲いた無様な花 Make it for story 絶えずに使い捨ての涙と愛の歌Fake it for glory 悪趣味さ気にし…
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LASTICA type RE: – 逹瑯
汚れた向日葵 太陽に苛立ち穢れを知らないお前が気がかり 壊れそうだ そっとずっとずっと愛してたんだ 煌めく不知火 今宵は十六夜言葉はいらない新世界へ誘い 輪郭が溶けるくちづけを君へ 乾いた言葉が選びだした『愛してる』さよならここから抜け出すのさ月夜へ さぁ LASTICA君を連れてLASTICAこの夜の果てへ そっと独りの闇に怯えるのさ誰もが 愛しているそっとずっとずっと君を 壊れた物憂げな瞳が今…
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残刻 – 逹瑯
宙に舞い果てまで流れてく涙 綺麗だからもっと見せて決められてた運命だなんて言葉で諦める理由にしないで 未来へ 君に出来る事をずっと考えてたこうして自問して自答したってきっと答えは出ないな雲を裂いて差した神の覗き穴どうか僕の胸の中も覗いてみて 言葉なんて真っ赤に染めて ひらひらと舞い散り積もり積もってさぁ 残刻さえ染め上げて 何万光年の光へ手を伸ばして 今 宙に舞い果てまで流れてく涙 綺麗だからもっ…
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恋心 – 逹瑯
雪が舞う僕達の白い吐息を咲かせ初恋は冬の空彩り消えてゆけ 初雪に手を伸ばし無邪気にはしゃぐ君に言えず隠してた恋心ひとつ 通り雨のような恋重ねる君にあの日見覚えのない左手のリング 僕ならば君のこと泣かせやしないのに理解ってる一度だけこの手で抱き締めたかったあの日の様に 何度目の雪だろう?街を白く染めたふと伸ばす掌にひとひら雪が溶けた ありがとういつの日か笑えるその日までさようならこの雪に染まれよ恋心…