藤純子

  • おんなの命 – 藤純子

    この命、生みの親より、義理あるあなたのお役に立ちとう御座居ます ほれちゃならぬと 知りながら咲いた女の 恋の花男まさりと 呼ばれたかげで泣いた日もある 泣いた日もある夜もある いちどでいいからあなたの胸で 泣きたかった 女だてらと 笑われて生きる心は わかるまいこんなわたしの 命でよけりゃあなたのために あなたのために捨てましょう よござんすね 女の意地をとおします 夢もおんなの 幸福も義理と運命…

  • 女一匹のブルース – 藤純子

    男なんかの どこがよいあんな汚れた ものよりもあたしゃ好きだよ 道ばたに咲いて踏まれた 咲いて踏まれた鬼あざみ なげた銀貨に 行先をきいて旅ゆく 女にも意地はあるのさ この意地が恋の芽生えを 恋の芽生えをぶちこわす 羽根が啼くのが きりぎりす喉で啼くのは 篭の鳥あなただったら どこで泣く顔で笑って 顔で笑って腹で泣く 人気の新着歌詞 女渡世人 – 藤純子 いのちひとつを ふたつに分けて…

  • 緋牡丹博徒 – 藤純子

    娘盛(ざか)りを 渡世にかけて張った体に 緋牡丹燃える女の 女の 女の意気地(いきじ)旅の夜空に 恋も散る 鉄火意気地も しょせんは女濡れた黒髪 緋牡丹ゆれる女の 女の 女の未練更けて夜空に 星も散る 男衣裳に 飾っていてもさしたかんざし 緋牡丹化粧女の 女の 女の運命(さだめ)捨てた夜空に 一人行(ゆ)く 人気の新着歌詞 女渡世人 – 藤純子 いのちひとつを ふたつに分けて義理も立て…

  • 女渡世人 – 藤純子

    いのちひとつを ふたつに分けて義理も立てたい 情も欲しいみれん心を 胸三寸のなかでバッサリ きりすててスジを通せば 身も細る花の一匹 渡世人 風に吹かれて 重なり合った落葉みたいな あなたとわたしどこで死んでも 悔やみはせぬがせめて三途の 河までは笠をならべて 歩きたい花の一匹 渡世人 ひとつ狂えば 次から次ヘ狂いつづける 人生カルタこれが運命と あきらめないで涙こらえて おきあがる背につめたい …

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