トンネルぬけだして 朝焼けのビーチ
遠くにまたたくは 捨てた街影
低く飛ぶ カモメさえ
私の涙の ジェラシー
熱い想い出が 今でも心を揺らす
二人で見るんだと あなたが言った
二度目の約束は 一人見る夢
泣きなよ Lady 激しくもっと
波が お前のなぐさめ
サングラスに 恋の傷(あと)
Last drive by seaside
手のひらの すみにある
誰にも消せない メモリー
海も泣くのよ
波間に 涙が光る
引き潮 連れてって 朝陽のもとへ
アスファルト走り抜け かすむ砂浜
泣きなよ Lady 激しくもっと
雲がお前のなぐさめ
冷たい風 ほおにうけ
Last drive by seaside
泣きなよ Lady 激しくもっと
波が お前のなぐさめ
サングラスに 恋の傷(あと)
Last drive by seaside
Last drive by seaside
Last drive by seaside
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どうぞこのまま – 研ナオコ この 確かな時間だけが今の二人に 与えられた唯一の 証なのです触れ合うことの 喜びをあなたのぬくもりに 感じてそうして 生きているのですくもりガラスを伝わる雨の
『いちご白書』をもう一度 – 研ナオコ いつか君といった 映画がまた来る授業を抜け出して 二人で出かけた哀しい場面では 涙ぐんでた素直な横顔が 今も恋しい雨に破れかけた 街角のポスターに過ぎ去った昔が
銀の針 – 研ナオコ 恋人があの日くれた 小説を読み返せば難しい文字にルビを振ってるの いじらしい恋真面目に恋をして 真面目に涙した暖かい過去 羨ましくて ああ今夜も眠れないどうかお
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雨の物語 – 研ナオコ 化粧する君の その背中がとても小さく見えて しかたないから僕はまだ君を 愛しているんだろうそんなことふと思いながら窓の外は雨 雨が降ってる物語の終りにこんな雨の
帰愁 – 研ナオコ 許してほしかったふざけすぎた私ひさしぶりのそのまなざしさよならがこわくて私の名前を呼び捨てにできない遠くなったあなたがいた ゆうべは目の前にあの日からの悲しみを
強がりはよせよ – 研ナオコ 強がりはよせよと笑ってよ移り気な性質よと答えたらそれならば唇かみしめてなぜ目をそらすかと問いつめていつからこんなふうになったのか子供のようには戻れない強がりはよ
みにくいあひるの子 – 研ナオコ 冗談だよ 本気で言うはず ないじゃないか鏡を見ろよと 言われるのがおち鏡の中では つくり笑いがゆがむにじんだ涙で つけまつげがはずれるたまには いいとこみせても
なつかしい朝 – 研ナオコ なんにも言わない海よおまえはいつも見ていた人の世界の争いごとを流した涙のことを遠い遠い昔からおまえはみんな見ていた今も静かなそのまなざしを私たちにむけている忘れ
街の灯り – 研ナオコ そばに誰かいないと沈みそうなこの胸まるで潮が ひいたあとの暗い海のようにふれる肩の ぬくもり感じながら 話をもっともっと 出来るならば今はそれでいいさ息でくもる
花火 – 研ナオコ 誰もいない砂浜 あなたの面影と戯れ淋しい気持ちになるなぜか懐かしい思い確か7月7日 七夕の夜だったと思う二人で火をつけ合う一本ずつの花火“綺麗だね”と微笑むあな