相沢巧弥子

悲しい予感 – 相沢巧弥子

一日の終わりは ――――愛する人よ
私と一緒にいてくれる
ただそれだけで 嬉しい気持ちになる

静かに燃えながら 陽が落ちたなら
私の肩で頭を休めて
目を閉じていれば 全てが消えてゆくでしょう

私の手のひらでつかめるものは
あまりにも 小さすぎて
ただあなたの やさしい気持ちが
明日をくれるよ

こんな時はいつまでも続かないのかも
だから静かに 今微笑んで
伝えあう ゆるやかで 暖かな時間でも
いつかは過去へと変わるのだから

日々の始まりには ――――愛する人よ
私の目を見て笑ってくれる
まだ熱いミルクの
立ちのぼる湯気の向こう

たくさんの あなたが持ってる光
私には 追い付けなくて
このままずっと 側にいたいけど
本当はこわいよ

愛の深さでいつかは傷つけあうのかも
互いに涙を流しながら
支え合う 言葉さえ 痛みに変わっても
あなたのために全てあるのに

こんな時はいつまでも続かないのかも
だから静かに 今微笑んで
伝えあう ゆるやかで 暖かな時間でも
いつかは過去へと変わるのだから

愛の深さでいつかは傷つけあうのかも
互いに涙を流しながら
支え合う 言葉さえ 痛みに変わっても
あなたのために全てあるのに

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