橋幸夫&吉永小百合
あの娘は街へ – 橋幸夫&吉永小百合
あの娘もとうとう行きました
都へ 街へ あこがれて
仕方がない気で 見送って
ホームの隅で泣きました
汽笛も寂しい汽車でした
帰りの夜道 雨でした
灯の洩れてる 店からは
赤ちゃんあやす声がした
やさしく歌ってあやしてる
母さん声の歌でした
冷たい雨もここだけは
あたたかそうに降っていた
あの娘もとうとう行きました
都へ 街へ あこがれて
仕方がない気で 見送って
ホームの隅で泣きました
汽笛も寂しい汽車でした
帰りの夜道 雨でした
灯の洩れてる 店からは
赤ちゃんあやす声がした
やさしく歌ってあやしてる
母さん声の歌でした
冷たい雨もここだけは
あたたかそうに降っていた
幼馴染みの故郷(ふるさと)の歌をたれかが歌ってるこだまのようにきこえくる花咲き花は散ったって歌は残るよ やさしく心に君僕歌おう いつでも歌を窓の日射しか雨のよに
星よりひそかに 雨よりやさしくあの娘はいつも歌ってる声がきこえる 淋しい胸に涙に濡れたこの胸に言っているいる お持ちなさいないつでも夢を いつでも夢を星よりひそ
汽笛がサックス吹いてるよ青い灯ともして出てゆく船で遠くへ行けたら嬉しだろギターを抱いてる花籠抱える若い二人の 夢なら夢でも夢を夢を 夢をみようじゃないのもっと
北の端(はし)から 南の端(はし)から夢のジェット機727恋をしました お相手は紺のスーツに 紺キャップああ そこは青い空だった日本の青い空だった北のすずらん
山の手も下町も 下町も山の手も東京 楽しや 楽しや東京朝日がさせば あの娘のように花の笑顔で コンニチワ春は芽ぐむ お濠の柳恋は芽ぐむ 若い胸に東京 楽しや 楽
「泣けてくるんだ 別れるなんて」「好きよ 愛してる 命かけて待ってるわ」「モナムール 二人で幸せになりたい」「モナムール 二人で幸せになりたい」「一人ぢゃなれな