窓に腰かけあの人は
暮れて行く空見つめつつ
白い横顔くもらせて
今日は別れに来たという
だらだら坂のてっぺんの
あの下宿屋のおもいでは
泣いて帰ったあのひとと
あとにのこった白い花 白い花
しけた煙草をまわしのみ
かけた茶碗で酒をのみ
金もないのに楽しくて
いつも誰かに惚れていた
だらだら坂のてっぺんの
あの下宿屋のおもいでは
行方知れない友だちと
やつがのこした置き手紙 置き手紙
行方知れない友だちと
やつがのこした置き手紙 置き手紙
人気の新着歌詞
青春の光がきらめく中ですべてを忘れてふたりは生きた愛する事にただひたすら 君と僕は生きて来たよあれから君と来た道が ここでとぎれてしまうのかかげりを知らぬ青春の
もう泣かないで坊や あなたはつよい子でしょうもう泣かないで坊や ママはそばにいるのあなたのパパはつよかった とてもやさしかっただけど今は遠い遠いところにいるのほ
人間はひとりの方がいい人間はひとりの方がいいこの街は広過ぎる 暗がりが見つからないもの想いに沈むには にぎやか過ぎるあなたは今 人を愛したあとのやり場のない悲し
お前にはわかってもらえないそうだろう俺にもわからない何故(なにゆえ)にすべてを投げ捨てて幻の魚を追うのだろうお前がきらいなわけじゃない確かに惚れてたこともある夜
いつの間にか赤い爪なってしまったそうかあの娘(こ)も都会で3年になる風の色が違うなんて言ってたけれど今は少しも気にせず歩いているよ故郷など最初からなかったみたい
水割りをジュースでも飲むように一息に空(から)にして あいつはしばらくは逢えないと思うけど心配はするなよと言ったよたそがれの酒場のピアノなつかしい歌をリクエスト
雨上りの春は 風もぬれて何気ない花も 空を見あげる少年ははずむように 階段を駆けのぼる水たまり気にもせず 二段ずつ恐さを知らない あの日の俺は人の背中も 見たく
紅を今夜は 濃いめにつけてせめて淋しさまぎらせましょか暗い路地裏 涙にぬれて今日も咲いてる 酒場の花よ夢は見ないわ こわれた時がもっとつらくて やるせないから飲
さよならマリー ふりむくじゃない君は今日からは ひとりきりだよ幼い愛を捧げてくれただけどこれ以上抱いてはやれぬ一年が過ぎた時に この愛は終わるはずだった三年がい
また昨夜(ゆうべ)もどこかで破目をはずしまた何やらよけいなことをしたと窓からさす白い朝日にもう酒などやめたと誓ってるいつでもこうさ 酔いからさめてくよくよ思う
ラララ……… ラララ………静かな朝が 地球の上 いつものように訪れても笑顔をかわす人さえなく ただ動かずに待ってるだけさよなら地球の時が そこまで来ている朝は何
美しくもなく 豊かでもなく楽天家でもなく さりとてぐれてしまうほど愚かしくもなくこのままでいいわけないと 固(かた)い林檎をサクサクとかじってた 孤独の日々も過
友がみな偉く見える日 詩人を真似てスミレを買った早く帰って何も言わずに お前に渡してみたかった男の人生のほろ苦さが 風のように沁みる日おれもお前もゲームのように
お茶の水まで中央線はふたつの電車がならんで走るオレンジカラーの電車の窓に君を見たのは市ヶ谷あたり次で降りろと叫んだけれど鉄の車輪がくだいて消した君をさがしてるお
ガラスをいろどる雪模様静かにふけゆく冬の夜あなたを想って眠られず灯りをともして弾くピアノ覚えていますか この歌を今でもあなたは好きですか心をつないでいるものはと
何故かひとりで旅に出たくてがらでもないのに本などかかえあゝ秋だなァー別れた女の想い出浮かぶよそれもきれいな横顔ばかりあゝ秋だなァー人が恋しい季節にみんな人気を嫌
少しやせたと見える肩さだめ重たく背負う肩別れまぎわの停車場であなた向こうを向いたきり読む気もないのに本を買い飲む気もないのに酒を買いやさしい言葉もさがせずに別れ
卒業までの半年で答えを出すと言うけれど二人が暮らした歳月を何で計ればいいのだろう青春時代が夢なんてあとからほのぼの思うもの青春時代の真ん中は道に迷っているばかり
めずらしく 晴れた日の坂道をあの人と肩ならべ歩いてるこの僕は手ぶらでも あの人はカタカタと 乳母車おしている三年の年月がそこにあるうめられぬ年月がそこにある盗み