俺もすっかり変わったなと昔の写真を眺めながら
ふと想い出す あの頃の学生服の秋の日を
くりくり坊主を帽子で隠し あいつと通った畦道で
かわいいあの娘が来るか来ぬか 花占いで待った日を
今じゃ遠い故郷は変わらず大きく見えるでしょうか
今度の夏は久し振り ばあちゃん元気でいてくれよ
ほかほか布団の縁側で昔話を聞かせてよ
兄ちゃん姉ちゃん遠い町 めったに会えないあの日から
お互い道があるけれど 今度の夏には故郷で
今じゃ遠い故郷は変わらずあの日と同じように
今度は夏は久し振り 土産をたくさん持って行くよ
みんなで一緒にあの日のようにお茶でも飲んで話そうや
今じゃ遠い故郷は変わらず大きく見えるでしょうか
今度の夏は帰るから おやじおふくろ元気でいろよ
久し振りだよ帰るのは じいちゃん花を飾るから
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帰郷 – 村下孝蔵 哀しい時はひとつずつ やり直すこと教え傷つけた私の言葉 浮かべては消してあの時はまだ人生を 決めることが恐くてひとり歩きがしたかった 自分を笑って転びそうになっ
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素直 – 村下孝蔵 どこにでもあるようなありふれた町の景色がほらキラキラして 輝いて見えるごらん 誰もがみな前を向いて歩いていけるさ素直な気持ち 君に伝え笑顔ふたつでおんなじ夢に向
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しゃぼん玉 – 村下孝蔵 鮮やかな赤い色のトマトをひとつ買いました窓際にそっと置いて一日中眺めてる何も話さず そばにいるだけでトマトの気持ち わかりますしゃぼん玉 空を映して飛ぶ愛しくて
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眉 – 村下孝蔵 思いと逆のことをすれば ピクリと動いた君の眉幼く はにかむ あどけない顔太くて強くて つりあわない逢えなくなった時からボロボロになり転がる夕日に向かって 家路た
結婚式 – 村下孝蔵 金欄どんすの帯に 文金高島田色づく頬にさした紅真綿のような白無垢 透き通るうなじのまぶしい花嫁を 僕は見てるにぎやかな声に うれしそうに右手振ってこたえはしゃい
帽子 – 村下孝蔵 「あけまして おめでとう 元気ですか?僕は 生きています」年賀状 あなたの小さな文字指で なぞるそれぞれの春を待ち それぞれに過ごした本当に なくしたくないもの
君には勝てない – 村下孝蔵 時間があったなら 掃除ばかりして何をそんなに まとめているの?気分がいいのなら 外へ出かけよう憂鬱なことは 水に流して君がニコニコすれば 何でも解決僕は単純 お
この国に生まれてよかった – 村下孝蔵 春夏秋冬 繰り返す 季節を着替えながら花に埋もれて 月を待ち 鳥を追いかけ睦月 如月 弥生 卯月 朝から夕べへと雪と舞い遊び 雨に濡れ 雲をたどりこの国に生まれ
レンガ通り – 村下孝蔵 古いレンガ通りのなつかしいアパートの部屋を通りすがりに背伸びして見たよあの頃いつもあなたを迎えに行った窓越しに見えるわ 影ふたつ行き交う人に 気づかいながら誰か
似顔絵 – 村下孝蔵 似ている人に会いました笑いながら鼻をこするくせ真面目になれると照れながら煙草をすぐ消してしまうくせみんな あなたいつも夢にみた目覚めたらそばにいて髪をなでてくれ
とまりぎ – 村下孝蔵 たとえばあなた最後に 帰る場所がありさまよい疲れていたなら 知らぬふりしてただけどもあなた最後に 帰る場所もなく倒れそうな人だから 心の窓を開けた風吹けばあなた
アンバランス – 村下孝蔵 私が一番好きなあなたとても素敵なあなたどんな時でも何もかもが 光り輝いてるあなたが好きな私の仕草自然な私じゃない見られていると思った時どこか作っている二人釣り合