「あけまして おめでとう 元気ですか?
僕は 生きています」
年賀状 あなたの小さな文字
指で なぞる
それぞれの春を待ち それぞれに過ごした
本当に なくしたくないものなら
いつも 目を離さずに
誰よりも そばで からまるようにして
つきまとい 見つめあい 暮らしてみたかった
妹のようだと チヤホヤされ
癖もまねてみたり
口元が似てると 言われたから
いつも すました
口紅をつけたけど ダメだって叱られ
太陽が 強くまぶしすぎるから
外を 歩けなくて
捨てられず しまっておいた帽子も
ブカブカで似合わない あの日と同じように
水色の帽子が 風で飛んで
坂道 追いかけた
「おかしいよ なんだか 子供じみて」
あなた笑っていたね 何度も
ああ逢いたい
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哀しい時はひとつずつ やり直すこと教え傷つけた私の言葉 浮かべては消してあの時はまだ人生を 決めることが恐くてひとり歩きがしたかった 自分を笑って転びそうになっ
俺もすっかり変わったなと昔の写真を眺めながらふと想い出す あの頃の学生服の秋の日をくりくり坊主を帽子で隠し あいつと通った畦道でかわいいあの娘が来るか来ぬか 花
たとえ 君だけのためを考えて決めたことでさえもまたもしも 他の誰かをも傷つけたならば悲しみに包まれる人生 それは君が切り開けよ人生 自分でつくるんだ道しるべもな
くよくよしないで あてがはずれても流れ星 願いこめぬまに消えるぐっすり眠ろう 次の朝日まで思いつめ 悩んでいたって無駄さきっかけを見つけ やり直せるから今日はと
どこにでもあるようなありふれた町の景色がほらキラキラして 輝いて見えるごらん 誰もがみな前を向いて歩いていけるさ素直な気持ち 君に伝え笑顔ふたつでおんなじ夢に向
煩わしさにくじけず 壁があったら乗り越えここより遠い場所へ 人は頑張るだけ勝ち負けより どんな汗を流してきたのか人に勝つことよりも 自分に克て休まないで走り続け
たとえ今がとてもつらく悲しくてもいつか必ずくる それだけの喜びが河は海へ流れ 雲になり大地へめぐる季節の中に咲かせた花のようにありがとう あなたの愛にめざめた人
泥だらけの靴で汽車に手を振る子供達飛行機雲に胸を踊らせては靴をならし たどった帰り道山肌を樹々が飾り織りなしてる絣模様新道沿いに見渡す故里はいつも貧しいけれども
つまずいたこともあるよ先を急いでいたから何処へ行こうとして前を見たのか?泣いたりしたこともある思い通りにならずに何を手に入れて何をなくしたか寒くて広いこの街に一
鮮やかな赤い色のトマトをひとつ買いました窓際にそっと置いて一日中眺めてる何も話さず そばにいるだけでトマトの気持ち わかりますしゃぼん玉 空を映して飛ぶ愛しくて
夕焼け本当にきれいりんごでもむいてあげる何だか疲れてるみたい笑ってよいつもみたいに幸せというものは落ちてるはずないよ雨なら晴れるまで待とうよ二人の肩 濡れないよ
明日より遠くまで星を連れ去り空隠すように雨がやまない両手でも持てぬほど愛をねだってまだ足りないとすねた私を好きですか? 今でもずっと私はだめですか? 待ち続けて
思いと逆のことをすれば ピクリと動いた君の眉幼く はにかむ あどけない顔太くて強くて つりあわない逢えなくなった時からボロボロになり転がる夕日に向かって 家路た
金欄どんすの帯に 文金高島田色づく頬にさした紅真綿のような白無垢 透き通るうなじのまぶしい花嫁を 僕は見てるにぎやかな声に うれしそうに右手振ってこたえはしゃい
時間があったなら 掃除ばかりして何をそんなに まとめているの?気分がいいのなら 外へ出かけよう憂鬱なことは 水に流して君がニコニコすれば 何でも解決僕は単純 お
春夏秋冬 繰り返す 季節を着替えながら花に埋もれて 月を待ち 鳥を追いかけ睦月 如月 弥生 卯月 朝から夕べへと雪と舞い遊び 雨に濡れ 雲をたどりこの国に生まれ
古いレンガ通りのなつかしいアパートの部屋を通りすがりに背伸びして見たよあの頃いつもあなたを迎えに行った窓越しに見えるわ 影ふたつ行き交う人に 気づかいながら誰か
似ている人に会いました笑いながら鼻をこするくせ真面目になれると照れながら煙草をすぐ消してしまうくせみんな あなたいつも夢にみた目覚めたらそばにいて髪をなでてくれ
たとえばあなた最後に 帰る場所がありさまよい疲れていたなら 知らぬふりしてただけどもあなた最後に 帰る場所もなく倒れそうな人だから 心の窓を開けた風吹けばあなた
私が一番好きなあなたとても素敵なあなたどんな時でも何もかもが 光り輝いてるあなたが好きな私の仕草自然な私じゃない見られていると思った時どこか作っている二人釣り合