荒ぶれる神の地に 赤い陽が落ちてゆく
終焉に揺れ動く 大地を焦がす様に
道無き道を行こう 誇りだけをまとって
血潮の命じるまま 明日の果てを目指し
迫り来る迷いの闇 切り開く様に
想いを秘めた心の刃 空高く掲げて
駆け抜けよ大地を 駆け抜けよ時代を
瞬間に光立つ 希望を糧に
抗えよ全てに 抗えよ世界に
滅びゆく種の記憶に 砥いだ爪を立てて生き抜け
荒々しくも 懸命に
樹々の根が手を広げる
大地と空を掴む様に高く 強く
この命尽き果てても それを知る者も無く
砂塵に晒されて やがて消え失すだけ
仰ぎ見た赤い月が 嘲笑おうとも
引きずる足に 血が滲んでも
立ち止まる事なく
駆け抜けよ大地を 駆け抜けよ時代を
流れゆく涙さえ 希望へと変えて
抗えよ全てに 抗えよ世界に
牙を剥く獣たちに
砥いだ爪を立てて闘え 闘え
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晴れすぎた空の下で – 志方あきこ ひび割れた大地に 赤い砂礫が舞う不似合いな程の 青空が綺麗私は高らかに 唄を歌って雨の訪れを 待ち続ける井戸はカラカラで 小石しか出ない私が生まれた日に 植えた
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祈りの彼方 – 志方あきこ 淡き空の間(はざま) ひとひらの花は零れ舞い立つ金色(きん)の風に ひらり揺られ何処へ向かう廻り出す時代(とき)の歯車絡み合う想い 追いかけて 手をのばす織りな
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Luna piena – 志方あきこ Nella nebbia notturna, il buio piu fitto.Un bimbo smarrito ferito dai rovi.Uno s
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祈り~モンラム~ – 志方あきこ 空の頂から いつもいつも見守っていてください私はここにいます草原を切り裂く風は いつも唐突に冷たい季節をつれてくるたてがみを震わせ 細く空に放たれた 馬の嘶(い
黎明~AURORA~ – 志方あきこ Guarda il cielo a levante.Tra poco giungerà l'aurora.La luce appena nata inizia
調和~Harmonia~ – 志方あきこ 遥かの旅へ 風は空を翔ける見上げた暁の 彼方へ消える奪い与え燃えゆく 赤き青き炎めぐり行く時の輪と 重なり踊る母なる海へ 波は寄せて返す優しきゆりかごに 命は芽
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追想花 – 志方あきこ 空は霞深く 月は朧(おぼろ)に消え流れ落ちた星は 海へ漂う想い疼く胸を そっと水に浸す欠けた貝の縁に 滲(にじ)んだ囁き何処へ行けば消える 色褪(あ)せぬ哀しみ
アオイロ缶詰 – 志方あきこ 深呼吸したら 大好きなもの集めようアオイロ缶詰 作るために光さす海の青 水底の群青はじけゆく泡の 切ない水色悲しみが生み出す暗闇があふれたらアオイロ缶詰もって君
久遠の海 – 志方あきこ 遥かな水平線 昇る朝日が金色の雫を 波間へ零す目覚めた珊瑚達 囁(ささや)き歌うあざやかな世界遠く 受け継がれゆく記憶ゆるぎない願いのせて今 海原に集う全ての
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埋火 – 志方あきこ Fuhle ich mich besser, wenn ich alles niederbrenne?すべて焼きつくしたら楽になれますかFuhle ich mi
風と羅針盤 – 志方あきこ 呼ぶ声は 風にこだまして広がる エネルギーこの胸で 受けとめるよいつだって 君を求め 翔(か)ける空 羽ばたく 鳥と共に 自由に舞う 光の欠片 浴びて まっすぐ