あてどなく ただ君は 彷徨(さまよ)いながら
冷えた心を震わせ 天を仰いだ
終焉の鳥が 高い空から刻(とき)を告げ
閉ざされた世界で 僕らはまた巡り会う
君を奪い去るその全てを 凍てつく街に捨て
永い哀しみの終わる場所へ 堅く手をつなぎ駈けてゆこう
白く 散り急ぐ花のように
朱く流れるいのちの上に 雪は止め処なく降りつもる
果てしなく続く この白銀の路(みち)
淡く儚い希望に 明日を夢見た
春告げの鳥は 泪(なみだ)の雫数えつつ
永久(とわ)に繰り返される 流転を嘆いて謳(うた)う
君を慈しむその想いが 闇を導いても
罪に 汚れなき魂(こころ)だけに 今 身を委ね生きる
創造主(かみ)に 見放されたこの世界
風花の舞いに解き放たれ 雪解けに目覚め光さす
滅びゆく 生まれいづる 全てのいのちは 雪原に咲く花
箱庭の 小さな花
まるで白い幻のように 風に揺られる まま
喜びに 哀しみに 輝いて 包まれ 時は流れる
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晴れすぎた空の下で – 志方あきこ ひび割れた大地に 赤い砂礫が舞う不似合いな程の 青空が綺麗私は高らかに 唄を歌って雨の訪れを 待ち続ける井戸はカラカラで 小石しか出ない私が生まれた日に 植えた
朱隠し – 志方あきこ まほらの戸に立つ 産土(ウブスナ)へ 手向けるは 椿花夢路の社の 其の奥に よもすがら 咲き匂う捻れの街角 夕暮れに 影法師 誰を想うからから廻るは 風車 誘わ
祈りの彼方 – 志方あきこ 淡き空の間(はざま) ひとひらの花は零れ舞い立つ金色(きん)の風に ひらり揺られ何処へ向かう廻り出す時代(とき)の歯車絡み合う想い 追いかけて 手をのばす織りな
AVE MARIA – 志方あきこ Ave Maria!Vergin celeste, la prece mia si volge a te;il genitore mi toglie il fa
Luna piena – 志方あきこ Nella nebbia notturna, il buio piu fitto.Un bimbo smarrito ferito dai rovi.Uno s
うたかたの花 – 志方あきこ 穢(けが)れも知らずに 無邪気なまま青い鳥を追いかけ 彷徨(さまよ)った夢の宿り木を かざしながら千の願い 叶うようにめぐりめぐる時の中で旅人は誰も皆涙の跡をた
祈り~モンラム~ – 志方あきこ 空の頂から いつもいつも見守っていてください私はここにいます草原を切り裂く風は いつも唐突に冷たい季節をつれてくるたてがみを震わせ 細く空に放たれた 馬の嘶(い
黎明~AURORA~ – 志方あきこ Guarda il cielo a levante.Tra poco giungerà l'aurora.La luce appena nata inizia
調和~Harmonia~ – 志方あきこ 遥かの旅へ 風は空を翔ける見上げた暁の 彼方へ消える奪い与え燃えゆく 赤き青き炎めぐり行く時の輪と 重なり踊る母なる海へ 波は寄せて返す優しきゆりかごに 命は芽
Amnesia – 志方あきこ やわらかな肩越しに霧深く煙る森隠された真実が密やかに こだまする瞼(まぶた)に焼きつくモノクロームの世界くろい 影が 絡み合う舞い降りてくる 光の雨にすべて 赦
追想花 – 志方あきこ 空は霞深く 月は朧(おぼろ)に消え流れ落ちた星は 海へ漂う想い疼く胸を そっと水に浸す欠けた貝の縁に 滲(にじ)んだ囁き何処へ行けば消える 色褪(あ)せぬ哀しみ
アオイロ缶詰 – 志方あきこ 深呼吸したら 大好きなもの集めようアオイロ缶詰 作るために光さす海の青 水底の群青はじけゆく泡の 切ない水色悲しみが生み出す暗闇があふれたらアオイロ缶詰もって君
久遠の海 – 志方あきこ 遥かな水平線 昇る朝日が金色の雫を 波間へ零す目覚めた珊瑚達 囁(ささや)き歌うあざやかな世界遠く 受け継がれゆく記憶ゆるぎない願いのせて今 海原に集う全ての
レプリカーレ – 志方あきこ Ma gli uomini non si accorsero di nullaけれど 人々は 何一つ 気付くことなく黒い空を裂いた 三日月は白くそっと枝を飾り
埋火 – 志方あきこ Fuhle ich mich besser, wenn ich alles niederbrenne?すべて焼きつくしたら楽になれますかFuhle ich mi
風と羅針盤 – 志方あきこ 呼ぶ声は 風にこだまして広がる エネルギーこの胸で 受けとめるよいつだって 君を求め 翔(か)ける空 羽ばたく 鳥と共に 自由に舞う 光の欠片 浴びて まっすぐ