淋しがり屋が集い 少しだけはしゃぎすぎた
この街を この街を 夜空がつつみはじめる
連絡はこないけど あなたはもう今頃
新しい世界で 元気に暮らしている筈
あの頃ふたり 屋上にのぼった
いつでも決まって 星ひとつ 見えなかった
隙間を埋める言葉さえ うまく探せないまま
僕らは 遠くの 高層ビルをみてた
強がるばかりの日々を 受け止めてくれた人よ
今ならば 今ならば あなたの優しさが分かる
通り過ぎてきた人も 見落としてきたことも
あなたに出会えて 初めて気付いた僕さ
ひとりで見上げる 冬の夜空は
悲しいほど 深い闇 星の呼吸(いき)
まだ僕の方からは 電話さえ出来ないよ
あなたも どこかで この星 見ていますように
ふたりが いつでも ひとりで 笑えますように
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