坊っちゃん

中村 – 坊っちゃん

月日の流れって儚いんだな 君はすっかり変わってしまった
あの日 誰より輝いていた君はもう居ない もう居ない

中村 僕はいつだって 君を待ってんだ

親友の定義って一体何だろう 君にとって僕はどんな存在なんだろう
心の距離を測ろうとして 重ねた喧嘩も覚えているよ

いつも笑い合って 語り合っていた
あの日は それが当たり前だと思っていた

中村 君はいつだって 僕の正直な気持ちを受け止めてくれた
言葉が全てじゃないんだって 僕は思ったんだ

いつ頃からか 連絡すら取らなくなっている事に気が付いても
呆れるほどに冷めた自分が なぜかここに居て切なくなるよ

もしも認め合って 助け合っていたら
僕らは 今でもあの日のままで居られたのかな

中村 僕はいつだって 君のせいにして現実から逃げていた
本当は誰もが弱いんだって 今頃分かったんだ

いつか夢見ていた自分と違っても
みんな精一杯 生きているんだろう

中村 せめて最後に 一つだけ話を聞いておくれよ
中村 君が居たから今の僕が居るんだ ありがとう

さよなら また会えるよな

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