哀川翔

のらいぬ – 哀川翔

砂浜は 今じゃ ガラクタに 侵されて
野放しの 野良犬が 肩で 風を切る
とぎすまされてる この街に住むヤツら
獲物見りゃ 吠えまくる
ホント たまらねぇ

何か いいニュース 聞かせておくれよ
いやなハナシは うんざり
何処かで 子犬 うまれたってハナシ
誰も 聞かないのかい

裏通りで 寝る 運に見離された ヤツ
酒ビンを ふり回し やたらわめく ヤツ
はいあがってこい ドブの匂いを消して
どん底に 沈み込んだ
ままで 生きるのか

目を覚ませ 現在 ヨコシマな心
すてちまえよ さあ いますぐ
安くはないゼ それぞれの人生
我に かえれ 野良犬

目を覚ませ 現在 ヨコシマな心
すてちまえよ さあ いますぐ
安くはないゼ それぞれの人生
我に かえれ 野良犬

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一時の夢 – 哀川翔

何も出来ぬうちに 終りが来たね泣かせるのもこれが 最後の夜かもねこうなる事分かって いたんだ俺にはまともな暮らし君は 望んでいたからさ胸に顔をうずめて甘えて見せ

記念日 – 哀川翔

今日と言う一日を大切に大切に積み上げて生きてゆこう壊しながら直しながら変わりやすくもろい心君にすべて投げ出せばいいつまづきに出会うたび君に辛くあたる俺さ幸せであ

まっすぐ行けばいい – 哀川翔

足をとめるな 心 閉ざすな人波にくわれ 迷い嘲るな夢を叶うまで 震えるじゃない息を止めるな そのままでいい寒い体を 引きずったまんまじゃ生きられない呼び堪えても

ぐてんぐてん – 哀川翔

切なさを写し出す空をながめ六月の雨浴びて街に出る今は見れない君の笑顔を思いあてもなくウインドーの靴ながめ俺はガラスに写った自分のつらに情けねぇって一言いったうわ

恋文 – 哀川翔

この思いをアルゴにのせて今宵も一人想いにふける時がすべてを変えてゆく消えた恋もう届かない俺もバカな男さ君を目の前にして胸の鼓動を悟られまいとしてつまらない話ばか

長い旅 – 哀川翔

海岸通りのこの店で ふたり初めて恋に落ちコーヒー飲む手も少し 震えてた海を見ながらお喋り それはまるで気の合う仲間いやな事など 忘れちまった君は君で自分の指に 

チンピラ達のララバイ – 哀川翔

手首を切って 互いの腕を縄で縛り ガスをひねる息を切らせ しゃぶりつけば抱き合うほどに カメラが回るやり場のないシーンがこめかみ ぶち破るHet!Het!Het

Reico – 哀川翔

人波にもつれる 街の灯に重なり合う旅先のホテルで まさぐったお前の肌レイコ 胸にしみるお前が髪の香り 肌の白さまで名前さえ聞かずに 通り過ぎりゃ良かったのさ火遊

どしゃぶりの胸 – 哀川翔

そぼ降る雨に肩を押され家路を急ぐ人の群れが今夜、寄り添いながら消えて行く曇るガラスを指で拭いてぼんやり街をながめながら途方に暮れて溜息ついたやるせない ほどの悔

RAIN – 哀川翔

たとえどんなに遠く離れて暮していても忘れた事などない雪降る時も雨降る時も風吹く時も君を思っているたとえどんなに遠く離れて暮らしていても忘れないでほしいあの日の涙

俺たちの迷い – 哀川翔

お前の唇が今 止まった「どうしてそんなに淋しい顔をするの」ってお前が言う「俺は特別な男なんかじゃないさ」っていうと「悲しい男ね」ってお前が笑うただ まっすぐに愛

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