哀川翔

どしゃぶりの胸 – 哀川翔

そぼ降る雨に肩を押され
家路を急ぐ人の群れが
今夜、寄り添いながら消えて行く
曇るガラスを指で拭いて
ぼんやり街をながめながら
途方に暮れて溜息ついた

やるせない ほどの悔しさも
知らないで 生きたくはないと
ああ、駆け出した 遠いあの頃が
今もこの胸をしみじみ熱くする

信じるものに裏切られて
倒れるほどにすがりつけば
凍えるお前 まぶたに写る
すべてを 捨てて心重ね
二人の夢を話し合った
あの頃 怖いものなどなかった

やるせない ほどの悲しみは
お前だけ 愛しさに濡れて
ああ、抱き寄せた あのぬくもりを
遠いあの街をしみじみ思い出す

やるせなく くそくらえとただ
がむしゃらに 這ずり生きて来た
ああ、恋しがる どしゃぶりの胸が
遠いあの頃をやたらと恋しがる

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のらいぬ – 哀川翔

砂浜は 今じゃ ガラクタに 侵されて野放しの 野良犬が 肩で 風を切るとぎすまされてる この街に住むヤツら獲物見りゃ 吠えまくるホント たまらねぇ何か いいニュ

一時の夢 – 哀川翔

何も出来ぬうちに 終りが来たね泣かせるのもこれが 最後の夜かもねこうなる事分かって いたんだ俺にはまともな暮らし君は 望んでいたからさ胸に顔をうずめて甘えて見せ

記念日 – 哀川翔

今日と言う一日を大切に大切に積み上げて生きてゆこう壊しながら直しながら変わりやすくもろい心君にすべて投げ出せばいいつまづきに出会うたび君に辛くあたる俺さ幸せであ

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足をとめるな 心 閉ざすな人波にくわれ 迷い嘲るな夢を叶うまで 震えるじゃない息を止めるな そのままでいい寒い体を 引きずったまんまじゃ生きられない呼び堪えても

ぐてんぐてん – 哀川翔

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恋文 – 哀川翔

この思いをアルゴにのせて今宵も一人想いにふける時がすべてを変えてゆく消えた恋もう届かない俺もバカな男さ君を目の前にして胸の鼓動を悟られまいとしてつまらない話ばか

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Reico – 哀川翔

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RAIN – 哀川翔

たとえどんなに遠く離れて暮していても忘れた事などない雪降る時も雨降る時も風吹く時も君を思っているたとえどんなに遠く離れて暮らしていても忘れないでほしいあの日の涙

俺たちの迷い – 哀川翔

お前の唇が今 止まった「どうしてそんなに淋しい顔をするの」ってお前が言う「俺は特別な男なんかじゃないさ」っていうと「悲しい男ね」ってお前が笑うただ まっすぐに愛

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