メレ
都会の月は可哀想 – メレ
ずるいよ
冬の決意はこれほど暗く
重いのに
夜はしあわせへと傾く
満ち足りてた“私”は“何者”なのか
見上げれば
私だけしか見てない月が
美しくて
恐ろしく孤独に思う
独り占めにしたいわけではないのに
都会の月は可哀想ね
(それはまるで私みたい、ただそこにいて)
誰もが見向きもしないでしょう
たとえ心が乱れていても
(私は見守られている)
おやすみ
ずるいよ
冬の決意はこれほど暗く
重いのに
夜はしあわせへと傾く
満ち足りてた“私”は“何者”なのか
見上げれば
私だけしか見てない月が
美しくて
恐ろしく孤独に思う
独り占めにしたいわけではないのに
都会の月は可哀想ね
(それはまるで私みたい、ただそこにいて)
誰もが見向きもしないでしょう
たとえ心が乱れていても
(私は見守られている)
おやすみ
匂いを思い出すには この季節は欠かせない君がいるだけで平和だと勘違いしてしまう生ぬるいそんな匂い匂いを思い出すのは もう何度目のことだろう好きなまま長く、できる
私、自慢の肌ではないわ 色白の君のせいよ白いサワー、じゃ物足りないわ そうでしょう?私たちよく気が合う今日の1日のBGMを決めて 優しい朝を迎えるきらきらひかる
君にはあげないさ、僕のベランダの太陽も坂道や公園の花壇もすごく素敵に見えるんだ君にはあげないさ、僕よりも素敵な人生にはそんなによく映らないだろうと向き合うのをや
真っ白なこの壁に僕は花を逆さに飾る真っ新なその夢に君は言葉をのせるあなたの知らない歌を僕にだけ閉じ込めたまだ知らない町と夕日に染まりそうで悲しくないのに悲しくな
随分広いコンビニそこに並ぶ沢山の品物迷わず手に取ったサイダーは君が昨日買ってたやつ長い髪の毛を下ろして振り向き様にこう言った僕があげたCD聞きながら「私の歌も作
袖に腕を通す方法を忘れてしまったみたいだ窓ガラス越しの四角い夜に顔出す月をずっと眺めて眠りにつければいい髪の毛を乾かす面倒臭さに負けたんだドアスコープ越しの丸い
僕によく似ている君の悩み全部僕が抱きしめてまもってあげたいのに包み込む大きさが足りない会いに行く時間が足りないごめんね僕によく似ている君の悩みなんて僕が頬張って
「僕は男でも女でもないんだ」君はそう、話し始めた「世界遺産である僕をどこに置いておこうか?」確かに君は世界遺産だった君の瞳、体、声、その全ては吉祥寺の思い出横丁
色んなずるをして たどり着いた夜は思いがけずやさしいものが落ちてたりするバランスの取れていない 服とサンダルが物語るこんな日の夏の夜はひらがながいい天気がいいか