マコトコンドウ
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どうでもいい – マコトコンドウ
とてもいい…どうでもいい… 流行なんてよくわからんけどコンビニ新作おにぎりみたいに食べてみらんと味はわからんわからん結局どれでもピシャッとうまい 電車のホームで眺める広告笑顔で佇む名前知らない俳優「ポイント2倍!」の赤文字激アツなんだろうけど僕の財布はすっかり冷めてるまあポケットの中は生ぬるいが昨日の僕に騙されてるんだ明日の僕に笑われるんだ 間違ったビートも ずれたメロディもカップ麺の出来上がりみ…
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どうしようぴんち – マコトコンドウ
ねえ どうしよう(マジピンチ ガチガチピンチ)ねえ どうしよう(マジピンチ ガチガチピンチ)ねえ どうしよう(マジピンチ ガチガチピンチ)ねえ どうしようもないよ(マジマジマジ ガチガチピンチ) 財布なくしなくした もう最悪締め切り明日?もう無理じゃんパスワード思い出せないな起きたら昼過ぎ ヤッバいな 洗濯忘れた パンツがない冷蔵庫ん中 ワサビしかないじゃんワイシャツでカレーうどん食べたてかWi-…
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年齢 – マコトコンドウ
週で数えて 月で数えて指折り数え 両足使って数えなくなって わからなくなっちゃってそれでも誕生日は 絶対覚えてる 「何歳まで生きる?」 あの頃の想いは今でもそのまんま 120まで生きたい選挙に行ける 酒が飲めるできることなんて ほんとそれくらい? 首は座っても肝は座らない頑張って大人見せてるだけ 年齢レレイレイ年齢レレイレイ年齢レレイレイ数え忘れたよ 年齢レレイレイ年齢レレイレイ年齢レレイレイ昨日…
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ゆれて – マコトコンドウ
明日が来るってわかってるけど今日くらいは立ち止まっていいかな誰かの言葉にちょっと疲れた帰り道カバンの中のイヤホンコードは絡まってた まだ見えないものに迷ってるどこかの風につられて少しだけ少しだけ身を任せて ゆれて ゆれて ゆれてためらいも言い訳もなびかせてゆれて ゆれて何度でも何度でもゆらいで 眠ったフリしてるスマホの通知既読つける気にもなれなかったベランダの洗濯物がゆれてる僕はまだ湿っぽいみたい…
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伏線回収 feat.ぜったくん – マコトコンドウ
ねえ不思議ね(知らないうち伏線はって)予定調和みたい(気づかず回収して)今日も明日のコトもどこかで(ここらで)回収してしまうんだろう Da ta la la~♪(La la la~♪) 生きてるだけでお腹は空くのに体重ログインボーナス 昨日ヘマした僕を知ってる僕は生まれたばかりを覚えてなくて 元号変わるような大事件は起きなくてもさなにげない“かすか”積み重なって紡がれてく僕らの暮らし 平坦な道だと…
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夜にすがって – マコトコンドウ
何かを漠然と前向きに考える届かない声 あなたになぞってフローリングの冷たさがちょっと気になる冷蔵庫の隙間 僕みたいで空っぽで カッコ悪さをみつめて変わらない景色問いかけて感情の儚ささえ頭がかゆくなる なんとなく見上げたら満月だったただそれだけ ただそれだけ 夜にすがってあなた想って影に絆されまたやけになって心溶かして記憶重ねて音に抱かれてまだあなたを求めてる 夜更けのコンビニ眩しすぎて笑ってしまう…
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ゴミ出し – マコトコンドウ
カーテンの外 静かに光紡がれて小窓 照らされる瞼昨日の余韻がまだ残ってる 眠りの残り香 かき消してバッグに詰め込むスケジュールあなたと僕は今日も明日も大人のふりするんだね いつかの溜まった記憶のおこぼれティッシュで丸めて袋にまとめてお見送りしましょか 今日は何ゴミの日? 朝はゴミ出して小走りないつもの暮らし進んでく昼はコーヒーで紛らせて夜はあなたと抱き合ってその温度で僕ら確かめあって不完全なままで…
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あったか~いね – マコトコンドウ
なんかあったか~いね 今日はあったか~いねほんとあったか~いね 通り越してアツいねなんかあったか~いね 今日は歩きた~いね別に理由な~くね ぽかぽかしたいね あたらしすぎる風の中ゆっくり差し込む七色のシャワーカラダ溶け込み眩しく目細めて笑ってるみたい 自販機の前 伸びをして小銭を数えて刻むリズム指先迷わせ少し踊らせて ほんのり甘いコンポタのつぶつぶ残ると知ってるのに鬱陶しくも求めてる今日もぼ~っと…
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そばにいて。冷めた光で – マコトコンドウ
そばにいて そばにいて そばにいて そばにいてあなたがいなければ僕は暗闇にとける光が冷めてること気づかないふりしてるからさ照らして 照らして 照らして 照らしてこたえが見えなくなるほど眩しく見せかけだけの優しさでいいそれでもまだそばにいれるなら 「ごめんね」の意味を考えるようになったこんなにも近くにいるのにしまい込んだ質問 呼吸だけの時間比例する聞かないことが優しさだと強がって怖がって あなたの澄…
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ソカラ – マコトコンドウ
「今作ってるよ」連絡しそうになる特別な日には作ってたパエリア ほんのり甘いサフランの香り生々しくて息苦しくなるいやでも覚えてる今日は特別だった日 あなたの記憶がこびりついて消えない私の底 まだあなたを焦がして焦がして焼きついてあなたが大好きなソカラは冷たく張り付いて擦れど擦れど何も変わらず香ばしく苦味だけが残る 一人じゃとても食べきれないよ輝く色が私には眩しすぎる 冷えたフライパン また火をつける…