かなりの時間が経った
静かだ この街は
物音一つしないから 誰もいないみたいだ
ひんやり感じた手 熱くなった胸があったこと
忘れかけていた あなたの声も響き出す
走り過ぎて見えてなかったものが多過ぎた
この街の静けさだけが今は優しく感じる
夜の中から夜が絶えず 湧き続ける真夜中
今は触れることの出来ない あなたを想い嘆く
静かに降り出した 雨の中で小さく聞こえた
あなたのひとことが 今になって反芻する
冷たいくらいが丁度いいと思い込んでいた
悲しみさえも感じないなんて寂しいことだ
夜の中から夜が絶えず 湧き続ける真夜中
今は触れることの出来ない あなたを想い眠る
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