ハイスペック チラつかせ
薄い唇に グラスを傾ける男
触れるか触れないの距離
上手に焦らして 瞳を見つめ返す女
「このままどこか二人きり 静かな場所で飲みなおそう」
これで決まりだろ
「その前に一つ聞かせて 私のどこが気になるの?」
どうせあなたも 同じでしょ?
偽りのこの夜 始まったばかりでしょ
ジリジリするくらいに 騙し合いましょう
外は雨 好都合
そっと肩寄せて ちょっと長めの雨宿り
「明日になれば何もかも なかったことにしてあげる」
面倒 ごめんだわ
「昼間の顔も見てみたい 今度はいつ頃会えるの?」
どうせお前も 同じだろ?
偽りのこの傷 舐め合って 浸りましょ
ゾクゾクするくらいに 騙し合いましょう
「恋愛ごっこのつもりが お前のことが気になって」
調子 狂うだろ
「寂しい夜にはきまって あなたのことを思い出す」
どれが罠だか わからない
偽りのこの夜 始まったばかりでしょ
ジリジリするくらいに 騙し愛ましょう
偽りのこの傷 舐め合って 浸りましょ
ゾクゾクするくらいに 愛し合いましょう
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罪木崩し – シド これっきり わりと本気よ 今度は茶化さないで かみ締めて 果てて温めの嘘を浴びたら 綺麗な関係の 出来上がり昼間の顔 流せても 欲の泡 流せないどうして? 会う
暖炉 – シド 黒い 歪な 今日を終わらす 浮かぶ 浮かぶバスルームで 朝露の音 襟足へ伝う サラウンド孤独を求めては たぶん 孤独を嘆いた たぶん段々と 届かない もう ヘル
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dog run – シド 上手く言えない 言葉達は 君にかすりもせずに華々しく 散った恋を 眺めて過ごした「プレゼントです。」と 惚気てアピールあの店にも 恥ずかしくて 行けない余計な本
シェルター – シド 断たれたって 知ってた 僕はいつも正気だぜ讃えたって だって なんも手にしない浮かれたって 言ってた 君に失望 狂気だぜ唄えたって だって 鳴いた 日もあるここ
いいひと – シド 苦い カプチーノ ココアパウダーを足したただ、それだけで それだけがきっかけで不純に濁る 深海 溶けていくイメージさ書き順 間違えても 完成間近の「恋」素直にな
NO LDK – シド 果たして 彼女に 既存の愛があるのか?とチックタク walk-in closet 隙間から 問う 所存ですハイになって 灰になった 最後 yes言えなかった心残
JUSTY – シド JUSTY 季節はずれのアイリスJUSTY 危険な恋のサンライズエスプリックな まなざしにプリマドンナ夢中なのサエキゾチックにイタズラなジョーゼット NINET
囮 – シド そうね そんなやつ 最低ね 切っちゃえばいいわ彼女 ボロボロの 作り笑い ほっとけないわグラスが空いて 灯る頃 出かけるの少し濃いめに 私 隠して 香りを撒いた
冬のベンチ – シド 乾いた唇 突き刺さる風に 隠した手のひら 指先 繋いだ僕サイズ ニットを 上手に着こなす 君と迎えた 朝「こんな日が来るなんて夢みたい」なんて本当は同じ気持ち
いつか – シド この想いを伝えたくて 今夜も震えて歌う溢れ出すメロディ 君だけに向かって 届け取り戻せないと知れば 慌てて代わりを探すそうやって誤魔化し 逸らした日々受け止める
秋風 – シド いつもより少し 浅くかぶったハット すり抜ける陽射し広がった視界 ターコイズが オレンジ 頬を染めてシーズンオフの静けさ「またね」名残り惜しむ こみこみで 思い
Graduation – シド 紙切れぐらいにしか 思ってなかったその意味には まだ気づかない寒空 響いた お別れの歌に口パクして ボタンはずしたなんとなくで 過ごした三年だったけど君もきっと
残り香 – シド 一応の「またね…。」背を向けた あなたの髪春風をまとって 薄れていく 残り香明日から 痛みは 日を追うごと 増していくでしょう明日から あなたは 淡々と忘れてい
S – シド 目覚めは凶器 背徳 スタンス白く歪んだ 快楽の バランスToo late さあ 始めようか拘束、果て、満淫 エロスおまえは 俗に 絶妙な ニュアンスToo la
レイニーデイ – シド ドアの向こう 薄らと 聞こえる火照る 君 シャワーが叩く音眠れずに こっそりと 絡めた近くてね 冷たいフラワーベースに お水をつぎたすように繰り返しては こなし