微睡の中へ 溶けていくそれに
よく似た形の 多幸感の群れは
肌という肌を 包み込んだあと
決まって 長くて 嫌な夜
「もうこれ以上」 繰り返し
辿り着いたの 軽蔑
ねえ その綺麗な唇から伝わる 嘘
ねえ 何故? 上手に続けてくれなかったの?
温かな腕に そっと耳当てて
近くの鼓動を 遠くの誰かを
汗ばんで消えた 夜の静寂に
かぶりを振っては 飲み込む
最後の鍵を 回したら
叩きつけるの 軽蔑
ねえ この痛みは 二つに分け合いましょう だって
ねえ 都合の良さも 奪い合ってきたでしょう
「もうこれ以上」 繰り返し
辿り着いたの 軽蔑
ねえ その綺麗な唇から伝わる 嘘
ねえ何故? 上手に続けてくれなかったの?
ねえ この痛みは二つに分け合いましょう だって
ねえ 都合の良さも 奪い合ってきたでしょう
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いつか – シド この想いを伝えたくて 今夜も震えて歌う溢れ出すメロディ 君だけに向かって 届け取り戻せないと知れば 慌てて代わりを探すそうやって誤魔化し 逸らした日々受け止める
秋風 – シド いつもより少し 浅くかぶったハット すり抜ける陽射し広がった視界 ターコイズが オレンジ 頬を染めてシーズンオフの静けさ「またね」名残り惜しむ こみこみで 思い
Graduation – シド 紙切れぐらいにしか 思ってなかったその意味には まだ気づかない寒空 響いた お別れの歌に口パクして ボタンはずしたなんとなくで 過ごした三年だったけど君もきっと
残り香 – シド 一応の「またね…。」背を向けた あなたの髪春風をまとって 薄れていく 残り香明日から 痛みは 日を追うごと 増していくでしょう明日から あなたは 淡々と忘れてい
S – シド 目覚めは凶器 背徳 スタンス白く歪んだ 快楽の バランスToo late さあ 始めようか拘束、果て、満淫 エロスおまえは 俗に 絶妙な ニュアンスToo la
レイニーデイ – シド ドアの向こう 薄らと 聞こえる火照る 君 シャワーが叩く音眠れずに こっそりと 絡めた近くてね 冷たいフラワーベースに お水をつぎたすように繰り返しては こなし