見慣れたはずの横顔と できたての青空
どうして 騒ぐ胸 夏は止まらない
物心ついた頃からだから 当たり前のように見てた
泣いた顔 笑った顔も いつもそこにあった
あいつとの恋で 変わっちゃったの
いつからそんな風に 透き通ったの
乾いた喉に 流し込むその仕草
知らない君 あといくつある?
ふいに見上げた 困り顔の破壊力
BPMは急上昇中
キラリと揺れる夏服と 水を跳ねた素足
一人の夜はまた 君が止まらない
今さら感が邪魔をして 臆病をこじらせて
近くて遠い距離 まだ踏み込めない
何気なく撮った 二人の写真を さり気なく送ってもらおう
「さり気なく」言ってる時点で 意識しちゃってる
積み上げた全部 壊しちゃいそうで
もう二度とあんな仲に 戻れないとか
上手くいかない方ばかりがよぎって
蝉の声に かき消されてく
キラリと揺れる想い 水を跳ねた素足
一人の夜はまた 君が止まらない
今さら感が邪魔をして 臆病をこじらせて
近くて遠い距離 まだ踏み込めない
見慣れたはずの横顔と できたての青空
どうして 騒ぐ胸 恋は止まらない
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冬のベンチ – シド 乾いた唇 突き刺さる風に 隠した手のひら 指先 繋いだ僕サイズ ニットを 上手に着こなす 君と迎えた 朝「こんな日が来るなんて夢みたい」なんて本当は同じ気持ち
いつか – シド この想いを伝えたくて 今夜も震えて歌う溢れ出すメロディ 君だけに向かって 届け取り戻せないと知れば 慌てて代わりを探すそうやって誤魔化し 逸らした日々受け止める
秋風 – シド いつもより少し 浅くかぶったハット すり抜ける陽射し広がった視界 ターコイズが オレンジ 頬を染めてシーズンオフの静けさ「またね」名残り惜しむ こみこみで 思い
Graduation – シド 紙切れぐらいにしか 思ってなかったその意味には まだ気づかない寒空 響いた お別れの歌に口パクして ボタンはずしたなんとなくで 過ごした三年だったけど君もきっと
残り香 – シド 一応の「またね…。」背を向けた あなたの髪春風をまとって 薄れていく 残り香明日から 痛みは 日を追うごと 増していくでしょう明日から あなたは 淡々と忘れてい
S – シド 目覚めは凶器 背徳 スタンス白く歪んだ 快楽の バランスToo late さあ 始めようか拘束、果て、満淫 エロスおまえは 俗に 絶妙な ニュアンスToo la
レイニーデイ – シド ドアの向こう 薄らと 聞こえる火照る 君 シャワーが叩く音眠れずに こっそりと 絡めた近くてね 冷たいフラワーベースに お水をつぎたすように繰り返しては こなし